ネイチャーポジティブな世界の実現に向けた機運が加速しています。ビジネスや日常生活は、水、生物資源などの自然資本や生物多様性に依存する一方で、そのための過剰な資源の利用、化学物質等による汚染、気候変動の加速などが自然資本を毀損してきました。こうした問題意識がビジネスや金融の世界でも浸透し、企業が取り組むべき重要な経営課題の1つに数えられています。KPMGは、長年の環境領域における業務経験や、グローバルネットワーク、多様な人材の持つ専門性を活かし、クライアントが自然と共生しながらサステナブルに成長する活動を支援しています。
自然資本・生物多様性に関する解説資料
KPMGが公表したレポートをご紹介します。
解説資料アーカイブ
- 現地参加レポート 生物多様性条約COP16 in コロンビア
- SBTs for Natureによる淡水・土地・海洋に関する目標設定
- 金融機関とTNFD提言
- SBTs for Nature 技術ガイダンスv1.0の解説(3)
- TNFD開示提言 LEAPアプローチを紐解く(2/2)
- TNFD開示提言 LEAPアプローチを紐解く(1/2)
- SBTs for Nature 技術ガイダンスv1.0の解説(2)
- TNFDベータ版フレームワークv0.4の解説
- 金融機関とTNFD開示ベータ版フレームワーク
- 生物多様性条約COP15が描く2030年までの7年
- 生物多様性と企業をとりまく動向:TNFD(TCFDの自然関連版)、SBTs for Natureなど
- TNFD開示ベータ版フレームワークv0.3の解説
- 自然関連のリスク・機会の管理と開示:TNFD開示ベータ版フレームワークv0.2の公表
- 自然と共生し成長する:TNFD開示フレームワーク ベータ版の公表
- なぜ、生物多様性と自然資本は重要なのか(PDF:2.5MB)
- 自然資本に関するKPMGの考察(PDF:3.8MB)
TNFD,SBTs for Nature解説へのリンク
KPMGによる生物多様性・自然資本支援サービス
KPMGはタスクフォースメンバーとしてTNFDへの参画や「自然資本プロトコル」※の日本語版監修等、グローバルスタンダードの検討や設定に積極的に関与しています。また、KPMGのグローバルネットワークと外部有識者とのネットワークを活かし、生物多様性に関連する企業活動を包括的に支援します。
※自然資本に対する影響や依存度を計測、価値評価し、意思決定や戦略策定に資するための標準化された枠組み
支援サービスの全体像
KPMGの強み
1.20年にわたるサステナビリティの実績、多様な専門家の存在
2004年にKPMGあずさサステナビリティ株式会社が設立されて以来、KPMGは20年以上にわたり国内でサステナビリティ関連業務を支援してきました。環境学、生態学の背景を持つメンバーも多数在籍し、監査法人としての金融や経営分野の豊富な経験と知見を組み合わせて、自然資本・生物多様性の経営への統合をサポートしています。
気候変動や人権分野との横断領域(Nature-based Solution、責任ある調達など)についても、各領域の専門家と連携して専門性の高いサービスを提供しています。
2.分析~戦略策定・実行~開示・保証をワンストップ支援
KPMGはTNFD最終版の公表前から、先進企業のLEAP分析を多数支援してきました。加えて、その次の段階である自然移行計画やSBTs for Natureなど、具体的な戦略・目標策定もサポートしています。また、制度開示や環境系指標の第三者保証なども含め、自然資本・生物多様性対応のサイクル全体を包括的に支援できる体制を整えています。
3.グローバルスタンダードの設定に関与
KPMGはタスクフォースメンバーとしてTNFDの基準開発に貢献しました。またTNFDにおいて参照された「自然資本プロトコル」※の日本語版監修も担当し、重要なスタンダードに関して深い知見を有しています。
(※自然資本に対する影響や依存を計測、価値評価し、意思決定や戦略策定に資するための標準化された枠組み)
4.海外ファームとの連携体制
KPMGには、グローバルな自然資本・生物多様性分野の専門家ネットワークが存在し、日常的な連携を通じて最新の動向を常に把握しています。状況に応じて海外ファームの専門家をプロジェクトに巻き込み、クライアントに最適な体制で業務を提供します。