変革期に求められる経営戦略のカギ

目まぐるしく変化する世界で企業が生き延びていくためには、企業自身も変わり続けることが求められます。その組織の変革には、ヒト、モノ、カネ、情報の4つの経営資源が欠かせませんが、なかでも最も重要なのは変革を実現する「ヒト」、つまり人材です。「ヒト」に変革を実現させる能力とスキルがなければ、経営環境の変化に柔軟に対応していくことができないからです。それでは、「ヒト」の能力とスキルを伸ばし、組織を成長させるにはどうしたらいいのでしょうか。今回の特集では人材に焦点を当て、VUCAの時代を乗り越えるための経営戦略のカギを模索します。

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VOL.60/2023年5月号の特集

「リスキリング」は企業の生き残り戦略 経営層自らのアップデートと人材育成のリードが不可欠

「新しい資本主義」の実現を目指す岸田政権は、リスキリングによって企業間・産業間の労働移動、スタートアップへの人材移動を進めるべく「労働移動円滑化のための指針」を取りまとめようとしています。労働移動によってイノベーションを創出し、日本経済を活性化しようというわけです。
一方で、リスキリングという言葉は1人歩きしており、従来ながらのセカンドキャリア研修と混同されています。今回は、創立から一貫してマネジメント研修を提供し続けてきたグロービス経営大学院経営研究科研究科長 常務理事の田久保 善彦 氏に、そもそもリスキリングの定義は何か、日本企業にリスキリングを浸透させるにはどうしたらいいのかについてお伺いします。
インタビュアー=油布 顕史プリンシパル

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