VC(ベンチャーキャピタル)が語るスタートアップの潮流

日本でベンチャーが注目されはじめたのは、新興市場が創設された1999年頃のことです。その後、ベンチャーはITバブル崩壊やリーマンショックなど幾度もの荒波を乗り越えて、着実に成長してきました。そして2022年、岸田総理は「2022年はスタートアップ創出元年」を表明。現在では、産学官民連携によるエコシステムが形成されつつあります。日本経済を復興させる力を秘めるスタートアップを育て、世界に伍していけるユニコーン企業を創出していくために何が求められているのか。今、新しい展開を迎えているスタートアップの現状を探ります。

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VOL.58/2023年1月号の特集

政府は2022年を「スタートアップ創出元年」と位置付け、官民をあげてスタートアップの創出・育成に取り組むことを宣言しました。日本企業が成長し、経済を活性化させていくために、今、新しい時代に伸びていく力のあるスタートアップが求められています。スタートアップが優秀な人材と資金を集め、事業を強く大きくするために、何が必要か。世界で戦っていくために重要になるのは、どんなことか。今回は、長くベンチャー投資事業に携わり、スタートアップを支援してきた伊藤忠テクノロジーベンチャーズ代表取締役社長/一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会代表理事(会長)の中野慎三氏にお話をうかがいます。

インタビュアー=阿部博 あずさ監査法人 パートナー

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