2023年4月号

1. 企業会計基準委員会(ASBJ)及び日本公認会計士協会

今月、特にお知らせする事項はありません。

2. 金融庁

【Information】

「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」意見書(6)

金融庁により、コーポレートガバナンス改革の実質化に向けたアクション・プログラム(「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」意見書(6))が公表されました。本意見書は、コーポレートガバナンス改革の実質化という観点から、今後の取組みに向けた考え方や具体的な取組み内容について、フォローアップ会議としての提言を行ったものです。

あずさ監査法人解説資料:ポイント解説速報(2023年4月28日)

3. 法務省

今月、特にお知らせする事項はありません。

4.国際会計基準審議会(IASB)、IFRS解釈指針委員会(委員会)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)

【アジェンダ決定(確定)】

「リースの定義-入替えの権利(IFRS第16号)」

サプライヤーが顧客に提供される資産を入替える権利の評価に関して、1)契約が類似した複数の資産の使用に関するものである場合に、当該契約がリースを含んでいるかどうかの判定をどのレベルで行うべきか、2)サプライヤーが顧客による使用期間全体を通じて資産を他の代替資産に入れ替える実質上の能力を有しているものの、入替権の行使により経済的便益を得られるのは使用期間の一部に限定される場合に、当該契約がリースを含んでいるかどうかの判定において資産の入替権をどのように評価するかについてのアジェンダ決定が確定しリリースされました。IFRS第16号を含む現状のIFRS会計基準は、上記1)及び2)を判断するための適切な基礎を提供していると判断されました。

あずさ監査法人解説資料:IFRS解釈指針委員会ニュース(2023年6月) (後日掲載予定)

5.米国財務会計基準審議会(FASB)

今月、特にお知らせする事項はありません。

執筆者

有限責任 あずさ監査法人
会計プラクティス部

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