KPMG FAS Newsletter “Driver” Vol.18では、日本企業がインド市場に参入するうえでの要諦を解説する。Close-up 1ではインド経済の特徴を産業別・地方別に概括しつつ、日本企業が注力すべき領域を探っていく。続くClose-up 2では、特に製造業にフォーカスし、インド市場での成功を左右する3つの「現地化」について提言したい。また、Close-up 3では現地企業とのJVの設立におけるエッセンスを、チェックリストという形でプラクティカルに解説する。

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特集:Close-up 1

中国を抜いて人口が世界第一位となり、若者が国を支える成長著しいインド。経済成長も目覚ましく、国際通貨基金(IMF)の推計によれば2025年には名目GDPで日本を抜いて世界4位に躍り出る。他方で、一人当たりGDPは3,000ドルに届かず、恒常的な貿易赤字は悩みの種。国内製造業の発展が期待されているが、経済成長に欠かせない電力や水道などのインフラ整備もまだこれから強化を要する発展途上の国。課題はありつつも、非常に魅力的な成長市場である同国の市場成長を日系企業がどのように取り込む機会があるのか考察する。

特集:Close-up 2

中国に続く大型成長市場として注目されるインドにおいて、半導体や医療機器、工作機械等の産業では、国内製造を企図した外資企業誘致の期待が高まっている。一方、インフラ整備や人材確保等、インドでビジネス展開を図るにあたっての課題は未だ多く、そのハードルは決して低くない。

日本企業がインド市場を攻略するにあたっては、過去の中国における教訓を活かし、従来の海外ビジネスの考え方を抜本的に見直す必要があると筆者は考える。本稿では、日本の製造業にとってのインドの戦略的価値と事業展開における要諦について概説する。

特集:Close-up 3

インドは、複雑な歴史や異なる宗教を背景に階層化された社会構造であり、独資でその成長を取り込むことは容易ではない。したがって現地の顧客基盤や流通ネットワーク、政財界との繋がりや人材マネジメントのノウハウを有する現地企業とのJVは、進出にあたり有効な手段である。では先駆者たちは、その恩恵を十分に享受できているであろうか。本節では彼らの経験からJVの設立段階に対処すべき事項を考察し、今まさにインド進出を検討する読者にJV成功のエッセンスを提言する。

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