「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」(第4回)の検討状況

金融庁は、2024年10月10日、金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」(第4回)を開催しました。本稿では、審議で取り扱われた主要な論点の検討状況をまとめています(本稿は、同日時点の情報に基づいて記載しています)。

金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」の2024年10月10日、第4回の審議で取り扱われた主要な論点の検討状況をまとめています。

金融庁は、2024年3月26日に、金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」(以下「WG」という。)を設置し、我が国におけるサステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関する検討を開始し、これまでに延べ3回の審議を行っています。
2024年10月10日に開催された第4回WGで審議された論点は、以下の通りです。

審議された論点

  1. サステナビリティ開示基準の導入における論点
    (1)具体的な開示方法(二段階開示および海外向け開示の本邦での開示)
    (2) サステナビリティ情報に係る重要性、虚偽記載およびセーフハーバー
  2. 保証制度の方向性について

本稿では、上記の主な内容について解説します。なお、詳細は事務局説明資料および参考資料をご確認ください。

執筆者

あずさ監査法人
会計・開示プラクティス部

お問合せ