財務諸表における気候関連及びその他の不確実性(IAS第36号)-IFRS-ICニュース
IFRS解釈指針委員会ニュース -「財務諸表における気候関連及びその他の不確実性(IAS第36号)」については、2023年11月のIFRS-IC会議において新規に取り上げられました。
IFRS解釈指針委員会ニュース -「財務諸表における気候関連及びその他の不確実性(IAS第36号)」については、2023年11月のIFRS-IC会議において新規に取り上げられました
Article Posted date
18 January 2024
委員会は、IASBの「財務諸表における気候関連及びその他の不確実性」プロジェクト(以下、本プロジェクト)を議論しました。本プロジェクトでは、財務諸表における気候関連及びその他の不確実性に関する財務情報の報告について、的を絞った措置による改善の可能性等を検討しています。
2023年11月の会議で、委員会のメンバーは、IASBから諮問を受けた次の点に関するインプットを提供しました。
- 企業は、資産の使用価値を算定する際に、長期の時間軸にわたる将来キャッシュ・フローが大きく変動する可能性をどのように反映するか
- そうした変動の可能性を使用価値の算定に反映するにあたり、IAS第36号「資産の減損」の要求事項に関する企業の理解及び適用方法に、多様性があるかどうか
IASBは、今後の議論において今回のインプットを考慮する予定です。