サイバーセキュリティ対策を通した事業成長の在り方

少子高齢化と労働人口の減少によって、企業にはITの活用による早急な業務効率化が求められています。一方で、サイバー攻撃の手口は多様化、巧妙化しており、最悪の場合、サービスの停止やサプライチェーンの断絶、情報漏えい、ブランド信用力の失墜など、企業に多大な損失を与えかねません。今や、サイバーリスクは企業が当然に対応すべき重要な経営課題の1つです。

サイバーセキュリティの強化は、情報資産を守るだけでなく、事業成長の後押しにもなり得ます。見えない危機に備えるために、何に投資し、どう意思決定していくべきか。これからのサイバーセキュリティの在り方を改めて考えます。

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Vol.63/2023年11月号の特集

「サイバーセキュリティが事業成長を後押しする」 グループをまとめ上げるソフトバンクのガバナンス体制

DXによる生産性向上、IoTによる社会生活の利便性向上など、あらゆるシーンで通信の重要性が増すなか、ソフトバンクはライフラインの一端を担う通信事業者として、社会全体のセキュリティ向上に努めています。有事の際にも通信を止めずデータを守るために、サイバーセキュリティをさらに強く安全なものにするために、日頃どのような対策に取り組んでいるのか。人材育成やシステムの構成管理における工夫は何か。今回は、ソフトバンク株式会社 常務執行役員 CISO(最高情報セキュリティ責任者) 兼 サイバーセキュリティ本部 本部長の飯田 唯史 氏にお話を伺いました。

インタビュアー=澤田 智輝 KPMG コンサルティング 執行役員パートナー

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