国際会計基準審議会（以下、IASB審議会）、情報要請（適用後レビュー：IFRS第10号「連結財務諸表」、IFRS第11号「共同支配の取決め」及びIFRS第12号「他の企業への関与の開示」）を公表

• 当情報要請（Request for Information）は、IASB審議会によるIFRS第10号、第11号、第12号の適用後レビュー（第1フェーズ）の結果を受けたものです。当該情報要請の結果に基づき、第2フェーズでは基準書適用の効果の検討と発見事項のとりまとめを行い、今後の計画を策定することが予定されています。
• 第1フェーズでの検討の結果、基本的には基準書の原則に一定の評価がなされました。他方で、基準要求に対する一定の実務上の困難さや懸念を示すコメントが寄せられました。
• 本情報要請では、計9項目の情報要請がなされており、コメント期限は2021年5月10日とされています。

I. 適用後レビューにおける情報要請とは

II. 第1フェーズで寄せられたコメント

III. 今回の情報要請の内容

有限責任 あずさ監査法人
会計プラクティス部
マネジャー　飯野 友里