RS会計基準のデュー・プロセスにおいては、利害関係者は基準についての適用上の疑問についてIFRS解釈指針委員会(IFRS-IC)に質問を提出することができます。審議の結果、基準設定プロジェクトとしてワークプランに追加する必要はないと決定されると、その理由がアジェンダ決定の中で説明されます。
アジェンダ決定はIFRS基準書を構成するものではありませんが、実務に直結するテーマを取り上げることが多く、なかには実務に非常に大きな影響を与えるものもあります。
IFRS会計基準の適用企業や専門家にとっては要チェックです。