経営戦略としてのインクルージョン、 ダイバーシティ&エクイティ
近年、持続可能な社会を議論する中で、インクルージョン、ダイバーシティ、さらに、一人ひとりの状況にあわせた 公平な機会の提供を意味するエクイティへの注目が高まっています。 組織経営においては、サステナブルで強い組織への成長に向けて、一人ひとりが個性を活かして活躍できる環境や 文化を作るため、経営戦略として、インクルージョン、ダイバーシティ&エクイティをあらゆる施策に組み込む必要が あります。 これらの実現に向けて、私たちは何を意識しなければならないか。どんな世界を作り上げていくべきか。 今回の特集では、スポーツが持つ、平等や相互理解を促進する力に着目し、多様な個性を持つすべての人々の社 会参画と活躍について考えます。
VOL.55/2022年7月号の特集
特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(以下、「JBFA 」という)は、「ブラインドサッカーを通じて視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」というビジョンを掲げ、国内のブラインドサッカーおよびロービジョンフットサルの普及・育成をはじめ、ブラインドサッカー日本代表の強化や、地域行政や企業と連携した小中学校向けのダイバーシティ教育や啓発イベントなど、幅広い事業を展開しています。KPMGジャパンはJBFAのビジョンに共感し、2014年に経理業務サポート、2015年に内部統制サポートを実施、また、同年よりパートナーシップを結び、JBFAの活動およびブラインドサッカーの普及発展を支援してきました。今回は、JBFA専務理事兼事務局長の松崎英吾氏に、KPMGジャパン 人事/人材開発統括責任者の宍戸通孝がお話を伺います。
松崎英吾氏
特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会
専務理事 兼 事務局長
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宍戸通孝
KPMGジャパン 人事/人材開発統括責任者
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