金融庁、「記述情報の開示の好事例集2021」を更新
金融庁は2022年3月25日、「記述情報の開示の好事例集2021」(2021年12月公表、2022年2月更新)について、新たに、「監査の状況」及び「役員の報酬等」の開示の好事例を追加・公表しました。
金融庁は2022年3月25日、「記述情報の開示の好事例集2021」(2021年12月公表、2022年2月更新)について、新たに、「監査の状況」及び「役員の報酬等」の開示の...
Article Posted date
28 March 2022
「記述情報の開示の好事例集2021」では以下の点について、示されています。
- はじめに ~「記述情報の開示好事例集」の構成・使い方~
- 有価証券報告書におけるサステナビリティ情報に関する開示例
1.「気候変動関連」の開示例
2.「経営・人的資本・多様性等」の開示例 - 有価証券報告書の事業の状況ほかに関する開示例
3.「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の開示例
4.「事業等のリスク」の開示例
5.「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(MD&A)」
(1)「経営成績、キャッシュ・フロー等の分析」の開示例
(2)「重要な会計上の見積り」の開示例
6.「監査の状況」の開示例
7.「役員の報酬等」の開示例
上記6.、7.が今回追加された項目です。これらの項目は2020年11月公表、2021年3月に更新された「記述情報の開示の好事例集2020」でも好事例が示されていましたが、「記述情報の開示の好事例集2021」において、2020年12月期から2021年3月期の有価証券報告書の好事例が示されています。
執筆者
有限責任 あずさ監査法人
会計プラクティス部
アシスタントマネジャー 渡部 瑞穂