金融安定理事会(FSB)は2015年12月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD : Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」を設置し、TCFDは2017年6月に最終報告書(TCFD提言)を公表しました。その結果、気候変動リスクに関する注目度が向上するとともに、それを含むサステナビリティ全体への関心も高まりました。例えば、サーキュラーエコノミー、生物多様性などの環境(E)、人権、人的資本のような社会(S)、企業文化、企業行動のような(G)などが挙げられます。
本ページではTCFDを起点としつつ、サステナビリティに対する関心の広がりも考慮し、ESGを含むサステナビリティ課題についても取り上げて参ります。