海外子会社に関するよくある課題
既存のシステムアーキテクチャやデータリネージ、データ利用状況等を確認し、業務利用しやすいデータカタログやメタデータ、データ品質基準を検討します。これを踏まえ、生成AIを活用したデータ整備プロセスおよびデータ整備体制を設計します。
【日本本社】
- 本社内での海外子会社管理に関する問題意識の目線が合わない。
- 現地拠点の運営は、経験のあるなしを問わず日本人駐在員任せとなっている。
- 各管理部門や事業部門の指示系統がうまく連携できず、指示・報告が整理できていない。
- 管理効率化・権限移譲のために海外拠点の運営レベルの向上を図りたいが、何から手を付けてよいかわからない。
- 拠点所在国のマクロ環境情報や法令・規則などの外的要因を適時に把握したいが、どの情報を、どのように把握していけばよいかわからない。
【海外子会社】
- 現地特有の事情に対する共通理解がなく、本社の論理で物事が進む。
- 本社から五月雨式に要求される報告への対応に追われている。
- 引継ぎに十分な時間が与えられずに、現地への理解や経営に関する知識・ノウハウもないままに、拠点運営に望む必要がある。
- リソースが十分でなく、管理業務の根本的な改善・レベルアップが図れない。
- 業務が属人化しており、どのように業務がなされているか見えない。
- 離職率が高く、業務が回らなくなるリスクを感じている。
- 海外子会社だけで解決できない課題が多く、本社からの支援がさらに必要。
海外子会社管理に関するサービスの概要
KPMGの4つのこだわり
(1)オーダーメイドへのこだわり
- マネジメントブックの完成がゴールではなく、貴社の海外事業の持続的な成長こそがゴールだと考えます。
- 貴社の現状について客観的に把握したうえで会社ごとにマネジメントブックをオーダーメイドで作成します。
(2)コンテンツへのこだわり
- 実務で使えるツールを目指しています。
- 海外子会社の日本人駐在員が知りたい事項や知っておくべき事項をマネジメントブックに落とし込んでいきます。
(3)メンテナンスのしやすさへのこだわり
- 利用するなかで得たノウハウ・経験を活用し、メンテナンスを繰り返し、内容の充実・情報のアップデートし続けていくことが重要だと考えます。
- そのためにもマネジメントブックをメンテナンスしやすい様式で作成します。
(4)提供サービス領域へのこだわり
- KPMGは業種別だけでは無く、リスク管理という提供サービス領域にも特化しています。
- そのため、リスク管理サービスを提供するとともに、他業種の事例なども加味し、企業自身の状況に応じてハイクオリティかつ全面的なマネジメントブックを作成し、提供できます。
5つのステップ~進め方
ステップ1:本社実態調査(海外子会社管理について)
海外子会社管理の現状について、管理方針・管理手法や抱える課題を明確にする。
ステップ2:海外拠点実態調査(拠点運営状況について)
ヒアリングを実施し、課題やリスク・必要な支援等を特定し、ノウハウやトラブル事例を収集する。
ステップ3:管理強化のための仕組み作り支援
本社および海外子会社が抱える課題を踏まえ、管理強化に向けた仕組みの整備を支援。必要に応じて、海外子会社管理の「将来像」の設計にも関与する。
ステップ4:「マネジメントブック」作成・展開支援
ステップ1~3の取組み結果を踏まえて、「マネジメントブック」を作成。「作っておしまい」ではなく、定着に向けた教育・説明会などを実施する。
ステップ5:「マネジメントブック」作成後の応用支援
「マネジメントブック」作成・展開支援のうえ、そこから波及した2線・3線整備という全社的なガバナンス体制構築など、マネジメントブック作成後のステップにも十分コミットする。
期待される効果
- 業務標準化による拠点運営レベルの向上
- PDCAサイクルの構築による経営管理品質の向上
- グループ経営管理における本社・地域統括会社・各拠点の役割責任の明確化
- 海外子会社のノウハウの集約、グループ内での共有
- リスク調査と現地調査などを通じてマネジメントブックの展開・運用支援が実効的に運用されることによる全社的なガバナンス体制の強化
海外子会社マネジメントブックの標準的な対象領域
【対象範囲】
経理領域 |
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法務領域 |
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経営領域 |
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人事領域 |
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情報管理領域 |
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海外子会社マネジメントブックにおける業務別記載コンテンツ例
各業務において重要な管理ポイントを明確化して説明します。
主要関係者の声や貴社のルール・過去事例を反映して貴社に最適化したコンテンツを整備します。
業務概要 | 業務内容およびその目的・意味に関する説明 |
リスク例 | 各領域・業務における各国特有のリスク |
トラブル事例 | 自社および他社でのトラブル事例および再発防止に向けたコツ |
モニタリングポイント | 現地拠点のマネジメントとして、拠点運営に置いてチェックおよびモニタリングしておくべきポイントを示したもの |
業務の流れ | 業務の流れや関連部署、使用するシステム等を示したもの |
整備すべき規程・組織 | リスク低減やコンプライアンス強化に向けて、会社として最低限整備すべきルールや組織体制を示したもの |
推奨ツール | 当該業務において、使用すべきチェックリスト・台帳などのツール |
その他 | 例:年間業務スケジュール(予算策定・各所報告タイミング、会議・イベント等)を示したもの |
KPMGの支援イメージ
マネジメントブックを作成しても、定着化に向けたアクション抜きには現場での活用に結びつきません。
現地での研修や日本での赴任前研修、アップデートのサポートなどを通じて定着化に向けた支援を行います。
海外子会社マネジメントブック作成後のメンテナンス
マネジメントブック作成作業において定めたルールに従いメンテナンスを行います。
アップデート作業の効率性・実効性を高めるための工夫を講じ、現場で使用可能な「生きたルール」として継続します。
【現場の今を反映】
- 現地が抱える悩み・課題に対する「答え」を用意する
- 参加者意識を高め、知恵・ノウハウを積極的に共有する土壌を構築する
- 1線の従業員へのインタビュー含め、現地調査を実施することによりマネジメントブックの展開・支援のほか、内容および形式を随時アップデートする
【反映項目の例】
- 現地法令
- グループ方針(各種規程類・活動)
- 他社トラブル事例
- 現場での気付きや知恵(改善提案・リクエストなど)