責任ある調達(サステナブル調達)体制構築・運用支援

企業に対しサプライチェーン上のESGリスク低減を求める法規制が欧米を中心に成立し、ステークホルダーから持続可能な調達に係る認識や取組状況の開示期待も高まっています。調達・生産過程で、サプライヤーとともに責任ある調達(サステナブル調達)に取り組み、リスクに対するレジリエンスを高めることが重要です。

企業へサプライチェーン上のESGリスク低減を求める法規制など責任ある調達への取組・開示期待が高まっています。サプライヤーとともにリスクに対するレジリエンスを高めることが重要です。

調達・生産過程において対応が求められるESG課題

責任ある調達(サステナブル調達)とは、倫理的かつ持続可能な製品やサービスの調達・生産を、企業が確実に実行していることを意味します。対応が求められるESG課題は幅広く、業種や事業展開地域等を加味して優先順位を付け、対応する必要があります。

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KPMGの支援全体像

責任ある調達(サステナブル調達)は、以下要素に基づき、包括的に取組みを進めていくことが必要です。KPMGでは、これから取組みを始める企業だけでなく、既存の取組高度化など、企業の状況に合わせて方針策定から実行フェーズまで、きめ細やかな支援を提供しています。

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KPMGによる支援の進め方

1.基盤構築

現状の生産・調達に係る管理体制、環境や人権・労働に関する取組状況等、既存の方針や体制を分析の上、調達方針・ガイドラインの策定または改定、社内体制の構築・強化、短中長期でのサプライヤーマネジメント高度化に向けたロードマップの策定を支援します。

2.サプライヤー調査(企画フェーズ)

サプライヤー調査を行うにあたって、企業における重要度や各サプライヤーのESGリスクを加味した上で、調査を設計する必要があります。調査の全体設計だけでなく、サプライヤーの重要度やリスク評価の方法など、企業のニーズに合わせた調査の最適化・高度化に向けたアドバイスを提供します。

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3.サプライヤー調査(実行フェーズ)

優先的に調査すべきサプライヤーを特定した上で、調査票の配布から、集計・分析、モニタリング調査(現場調査)、是正・緩和措置に関する助言等、実務の高度化を支援します。クライアントのニーズに合わせ、ITツールを活用した調査・分析の効率化やサプライヤー管理プラットフォーム導入支援なども含めた包括的な視点でサービスを提供します。

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お問合せ

※サプライヤー分析ダッシュボード(イメージ)

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4.情報開示・能力開発

さまざまな開示要請に係る最新情報を提供するとともに、ステークホルダーの期待に過不足なく応える情報開示を支援します。さらに、サプライヤーや企業の調達担当者向けの説明会や研修の実施に向けた施策の立案・実行を支援します。

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