近年、物流を取り巻く環境は複雑化しており、物流部門には従来とは異なる視点で経営課題の解決に寄与することが求められています。
KPMGは、豊富な知見や独自のデジタルツールを活用し、事業計画・外部環境変化に基づく物流戦略の仮説立案から実行計画の策定まで一貫して支援します。

物流を取り巻く環境変化

従来の物流部門の一般的な役割は、物流実績や請求管理、コスト削減、トラブル対応等、物流効果をストレートに体現することが中心でした。しかしながら、昨今の企業が抱える経営課題はより一層複雑化しており、SCMの視点から、受益者価値の拡大や自社の競争力強化などの課題に対して解決を図る必要に迫られています。物流管理統括者(CLO)には、従来のボトムラインへの貢献にとどまらず、SCMの在り方をプロアクティブに提案し、トップラインの拡大へ一層貢献することが求められています。

物流構想策定支援_図表1

KPMGの支援

KPMGが提供する物流構想策定支援は、物流のあるべき姿を実現するために、初期仮説の立案から実行計画の策定まで一貫したサポートを強みとしています。KPMGが持つノウハウやデジタルツールを活用することで、精度の高い仮説立案や視覚的/定量的な動的検証を実現し、短期間で納得感のある実行計画の策定を支援します。

物流構想策定支援_図表2

デジタルツールを活用したアジャイル型の物流ネットワーク設計

物流構想策定において重要な工程の1つである物流ネットワークの詳細検討では、KPMGが開発したデジタルツールの活用が有効です。「可視化・分析」機能により現状のサプライチェーン課題を特定、確度の高い施策を立案し、「シミュレーション」機能により効果を視覚的/定量的に評価することが可能となります。これらの施策立案から効果検証までのサイクルを高頻度で回し、議論を繰り返しながら納得感のある施策検討を行うことができます。

物流構想策定支援_図表3

投資対効果を最大化するシナリオ分析

ネットワーク設計では、現状の物流ネットワークをデジタルツール上に再現します。これにより、サプライチェーン構造に起因する現状課題を特定し、変革に向けた複数のシナリオ仮説を策定します。現状のサプライチェーンの条件を極力維持したまま最適化するものから、物流・生産・調達といった機能横断型の変革を伴うものまで段階的に複数のシナリオ仮説を策定することができます。それにより、投資対効果が最も高い施策を選択することが可能になります。数理計算が算出する結果には、商習慣をはじめとするビジネス上の制約との整合が求められます。
KPMGは、豊富な知識と経験から、実効性の高い施策立案を支援します。

物流構想策定支援_図表4

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