本格的なデジタル活用が進むなか、人事部門においても人的資本経営を含む戦略の立案やエンプロイーエクスペリエンス推進などが求められています。これらの意思決定および実行には、信頼性の高いデータの活用が必要不可欠である反面、そのデータをうまくマネジメントできていないことが大きな課題といえます。
KPMGは、HR領域においてデータを最大限に活用できるよう企業のHRデータマネジメントの推進を支援します。

HRデータマネジメントモデル

HRデータマネジメントを推進するためには、不可欠な要素を5つの領域に分類し、それぞれの方針を明確に定義することが重要です。各領域を相互かつ密接に関連付けることにより、高度なデータ活用を実現できます。
KPMGは、企業のニーズに合わせ、各社の人事戦略に基づく方針策定やモデル設計を支援します。

HRデータマネジメント推進支援_図表1

データガバナンス

データガバナンスは、データを収集・管理・分析・活用するサイクルを回すうえで軸となるものです。昨今のデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に伴い、人事部門以外でもHRデータを取り扱うケースが増えています。そのため、組織横断的にデータ活用を進めるうえでは、ガバナンスを定義し浸透させることが重要です。
KPMGは、データの現状把握から活用目的・ルールの設定に至るまで、網羅的なデータガバナンス構築を支援します。

HRデータマネジメント推進支援_図表2

データ収集・管理

多角的なデータ分析・活用にあたっては、利用可能なデータを多く収集し、一元的に管理することが重要です。しかし、HR領域では紙で管理された情報や暗黙知など、依然としてデータが構造化されていない状況が見受けられます。
KPMGは、企業のデータ管理状況を加味したうえで、活用目的に即したデータ収集および管理方針の策定を支援します。

HRデータマネジメント推進支援_図表3

データ分析・活用

人事戦略や異動案策定などの意思決定時において、データ分析結果が利用される場面は多いものの、その場限りの活用に留まっているケースは少なくありません。より高度な次の施策につなげるためには、意思決定結果についてのさらなる分析が求められます。
KPMGは、企業がデータの収集・分析から施策立案、その効果の把握までのサイクルを確立することで、継続的かつ高度な施策を実行できるよう支援します。

HRデータマネジメント推進支援_図表4

デジタル人材育成

データの収集、分析、活用を効率的に推進するためには、自社のHRデータを効率的に扱える人材の育成が不可欠です。
KPMGは、デジタル人材のリテラシー定義から育成のゴール設定、育成手段、トレーニング体系、効果測定、育成施策の全領域を包括的に支援します。

HRデータマネジメント推進支援_図表5

HRデータマネジメント成熟度診断

成熟度診断では、企業のHR担当者にヒアリング調査を行い、各領域をそれぞれ5段階の基準で評価し、HRデータマネジメントレベルを測定します。そして診断結果を基に、各企業に適した方針策定、ルール設定、データ収集・管理・分析方法等を提案します。

HRデータマネジメント推進支援_図表6

KPMGによる支援実績

KPMGは、幅広い業界で多くの支援実績を有しています。

  • デジタル人事戦略・構想策定
    人事業務のデジタル化構想策定支援
    グローバルタレントマネジメント・デジタル化構想策定
  • デジタル人材育成
    デジタル人材に対応する基幹人事制度設計
    デジタルリテラシー獲得に向けた研修体系設計
    デジタルリテラシートレーニングプログラムの企画・開発
  • 人事業務効率化・高度化
    Kc-HERO®を活用した人材配置業務の高度化・戦略的人材育成施策策定
    適正人材確保のための採用業務分析
    人事データの利活用によるハイパフォーマー分析

お問合せ