経営環境の変化が激しさを増し、企業はあらゆる事業運営におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する必要に迫られています。生き残りや更なる成長のためにビジネスモデルが急速に変化するなかで、それらを支えるIT組織のオペレーティングモデルの変革も求められています。
KPMGは、IT組織変革のフレームワークであるITターゲットオペレーティングモデル(IT TOM)とそのモデルを具現化するプロセス・テクノロジー整備に関する経験・知見を集約したKPMG Powered ITにより、企業のDX推進と成長を促進させる新時代のIT組織変革を支援します。
IT組織変革のトレンドとIT TOMの必要性
社内外を取り巻く急激な環境変化により、IT機能の提供価値や位置づけの抜本的な転換を目指す企業が増えています。その変革を成功に導くには、IT組織を構成する機能全体を俯瞰的に捉え、既成概念にとらわれることなく客観的な視座で変革施策を立案し、迅速に実行することが求められます。
IT TOMは未来のIT組織の在り方をデザインするためのフレームワークであり、「全体俯瞰」「客観性」「スピード」という、施策を成功に導くための特性を備えています。
IT TOMの構成要素
IT TOMは、企業のIT機能を「機能プロセス」「人材」「サービスデリバリーモデル」「テクノロジー」「パフォーマンスに関するデータと洞察」「ガバナンス」の6つの構成要素に分解しています。これにより具体性を持って考えることが可能となり、変革の確実性を高め、リスクを減少します。変革を進める際には、各構成要素の整合性をとりながら将来像を検討し、その実現に向けたロードマップを作成することが重要です。
経営課題に対するIT TOMの適用例
IT TOMは、さまざまな経営課題や変革ニーズに対するIT機能の改善点やあるべき姿を多面的に導き出します。
| 経営課題 | 適用例 | |
|---|---|---|
| 事業成長 | 事業拡大 |
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| 戦略変更 |
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| 顧客満足度向上 |
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| M&A後の統合 |
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| コスト効率向上 | コスト削減/開発最適化 |
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| スピード/効率の追求 |
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| リスクコントロール | 規制対応 |
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KPMG Powered IT
KPMG Powered ITとは
KPMGは、数多くの企業課題の解決支援によって培った経験と知見を集約し、企業の機能領域毎のオペレーティングモデルとプロセス・テクノロジーを組み合わせて体系化したKPMG Powered Enterpriseを開発し、企業の変革を支援しています。KPMG Powered ITはKPMG Powered Enterpriseの一部であり、企業IT部門のDXと組織変革を支援するソリューションです。
KPMG Powered ITのコンポーネント
KPMG Powered ITは以下の3つのコンポーネントから構成されます。
1.IT Target Operating Model:起点となる模範的なモデル
IT TOMの6つの構成要素には、KPMGのノウハウを集約したアセットが用意されています。各アセットは事前に定義・構築されたプロセスと成果物で構成されており、迅速な変革推進を支援します。
2.Powered Execution Suite:変革を成功に導くためのアプローチとツール
Powered Execution Suiteはプロジェクトの管理およびコラボレーションを強化するための一連のツールを提供します。これらのツールを各フェーズの中で効果的に活用することにより、プロジェクトを円滑に推進し、リスクを低減します。
3.Powered Evolutionは「進化」フェーズにて以下のサービスを提供し、導入後の継続的な変革の推進を支援します。
| ガバナンス | サービスデスク、オペレーションマネジメント、テスト | |
|---|---|---|
| 基本サービス | 強化サービス | |
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KPMG Powered ITによる工数削減効果
従来のソリューション導入とは異なり、Powered ITは 「Adapt vs Build」アプローチを使用します。IT TOMの各構成要素で提供される定義済アセットおよびPowered Execution Suiteの各ツールを効果的に活用することにより、DX実現までの期間を短縮することが可能です。