企業経営において人的資本への関心が高まるなか、ステークホルダーに対して自社の人的資本とその投資対効果を説明することが求められています。特に、自社の人的資本がいかに継続的に価値を創出し、持続的な企業成長を果たすかについて、明確なストーリーを示すことが重要です。
KPMGは、独自の価値創出基本モデルを用いて、一般論に終始しがちな人的資本の価値創出までのプロセスを可視化し、継続的な改善体制の構築を支援します。
ステップ1:現状分析~ストーリー課題整理
経営・人事の方向性、施策・指標の洗い出しをしたうえで、KPMG独自の基本モデル(下図)を用いて現状確認をします。
ステップ2 :ストーリー仮説策定
基本モデルを活用しながら、人事施策(インプット)から利益(アウトカム)までの一連の価値創出プロセスを図式化・言語化します。モデルに基づき散在する各種施策の前後関係・影響関係を整理することで、全体感を押さえ、体系的なストーリー策定を支援します。併せて、各種施策・KPIの設計を行い、継続的な運用改善体制の構築につなげます。
【人的資本ストーリーの仮説構築】
【KPI・施策設計】
ステップ3 :ストーリー強化・体制整備
人的資本ストーリー・KPI体系を継続的にブラッシュアップし、実効性を高めていく仕組みづくりを行います。統計分析により、施策・KPIの有効性・妥当性を検証したうえで、PDCAを回すシステム・体制面を検討し、取組み全体の実行・モニタリング体制を構築します。併せて、ステークホルダー別の開示内容の精査までサポートが可能です。
人的資本に関するサービス概要
KPMGは、人的資本経営の各実践ステップの支援から、人的資本情報の開示にあたっての人事課題の解決までトータルにサポートが可能です。企業のパーパス・理念、戦略実現に向けた人的資本のあるべき姿を目指した人的資本経営の実現を支援します。