1800
社
6
業種
10
ヵ国
$500m
収益
AIが財務報告と監査にもたらす変革
AIはリスク識別と異常検出の精度を大幅に向上させ、より効率的かつ効果的な財務報告体制/経理体制の構築を可能とすることで、財務報告と監査に変革をもたらし、世界中のさまざまな業界において急激な成長を遂げています。
KPMGによるレポート「AIを用いたこれからの財務報告と監査」では、世界各国における1,800名の財務経理部門責任者を対象として調査を実施しました。調査によると、AIの活用は一時的な流行ではなく、財務報告と監査において、非常に重要な役割を担っていることが明らかになりました。
AIは監査にも変革をもたらしており、企業は、監査人がその変革をリードすることを期待しています。
本調査により、私たちが「デジタル時代」から「AI時代」へと移行しており、財務報告革命という転換期にいることが明らかになりました。
詳細については、最新の調査結果をご覧ください。
重要な事実
この比率は3年以内に
99 % に達すると予測されています
地域別ハイライト
地域別で最も急速に普及しているのは北米(39%)であり、欧州(32%)、アジア太平洋(29%)が続きます。
セクター別ハイライト
財務報告にAIを利用することは、業界全体に普及しています。 特に、通信・テクノロジーの企業が最も進んでおり、その41%の企業が、現在、財務報告プロセスにおけるAIの広範な活用を進めていると回答しています。次いでエネルギー・天然資源・化学(35%)が続き、消費財・小売は他のセクターより遅れをとっています。これは、通信・テクノロジー(32%)、製造業(26%)、エネルギー・天然資源(25%)の各セクターにAIに精通したリーダーが多く、金融サービス(22%)、ヘルスケア・ライフサイエンス(22%)、消費財・小売(18%)の分野ではAIに精通したリーダーが少ないという、他の調査結果と一致しています。
企業規模別ハイライト
大企業ほどAIの導入が進んでおり、AIを活用した財務報告において先導的な役割を果たしています。売上高が100億米ドルを超える大企業の4割が、AI導入におけるリーダーシップを発揮する一方、売上高が50億米ドル未満の企業では、その割合は2割以下に低下します。