不確実性が増す事業環境下の自動車業界では、従来より推し進められていたCASE(Connected, Autonomous, Sharing/Shared, Electrification)への対応は、さらに複雑となり、緊急性が高まっています。なかでも、各国における環境規制・脱炭素実現へ向けた取組みは、自動車業界のサプライチェーンに大きく影響し、自動車業界全体に大きな変革が求められています。加えて、パンデミック以降の新しい生活様式に伴う、モビリティに対するニーズの変化にも対応しなければなりません。

このような自動車業界を取り巻く状況に対して、KPMGコンサルティングは業界および各領域における実績・知見を基に、企業が直面するさまざまな課題解決の支援に取り組んでいます。

CASEに対応する業務変革の推進

  • CASEに関する市場・技術動向の調査
  • CASEを支えるオペレーションのデジタル化
  • テクノロジーを活用した新規事業・サービスの構想

脱炭素化などサステナビリティ課題への対応

  • クリーンエネルギー、リサイクル事業などに関する市場、既存事業社調査
  • 現状アセスメントから実行計画の策定、各施策の評価・改善策の策定
  • サステナビリティ情報に関するCSR報告に対する支援

不確実性の高い環境下での経営・オペレーション基盤の強化

  • 収益拡大、リスク回避のための、事業別収益分析、シミュレーションの実現
  • 法規制対応、コンプライアンス遵守のための評価・プロセス改善支援
  • デジタルデータの利活用にもとめられる、データガバナンス、セキュリティの評価・改善
  • IFRS適用、新会計基準適用、決算早期化・経理体制高度化等の会計・財務報告に関する支援

HOT TOPICS

【第24回KPMGグローバル自動車業界調査】
本調査では、グローバルの展望、パワートレインの未来、デジタル消費者、脆弱なサプライチェーン、新たなテクノロジー、という自動車業界の5つの領域に対してエグゼクティブの考える将来展望を分析しました。
また、独自に日本の消費者約6,000名を対象にした調査を行い、BEV(バッテリー電気自動車)や自動運転の商用化、消費行動に関するデジタル化について、グローバルの経営者の見解と比較しました。

連載コラム

Automotive Intelligence

自動車産業の持続可能な成長と競争力の向上をテーマとした連載です(都度更新)。

自動車産業変革のアクセルを踏む~取り組むべきデジタルジャーニー~

自動車業界におけるデジタル変革の最新情報をテーマとした連載です(都度更新)。

日刊自動車新聞 寄稿連載

2023年4月より2024年3月まで連載された「クルマ社会の新しい壁」を、日刊自動車新聞社の許諾を得て転載しています。

コンサルティングサービス

自動車セクターに関するKPMGコンサルティングのサービスを紹介します。
下記以外のサービスもご用意していますのでお気軽に問合わせください。

犬飼 仁

KPMGジャパン 自動車セクター パートナー/
KPMGモビリティ研究所メンバー/
KPMGコンサルティング 執行役員 自動車セクター統轄パートナー

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