財務経理領域の生成AI活用に関する最新の動向やナレッジを発信しています。
生成AIの技術は日々進化しており、さまざまな産業・分野において新たな価値を創出する可能性を秘めています。財務経理領域においても、生成AIを積極的に活用することで、業務の品質、スピード、効率性、信頼性の向上が期待されます。また、生成AIによりルーチンワークや定型作業を自動化することで、人はより高度な分析や判断、戦略立案といった付加価値の高い業務に注力することが可能となります。
生成AIは、財務経理領域における組織変革(FP&A組織へのシフト)や人材変革(デジタル・データ分析人材へのシフト)を推進するうえで、重要な鍵となることが期待されています。
サービス概要
KPMGは、テクノロジーと業務の両面から、財務経理領域の高度化および効率化を支援します。
- 会計基準、経理規程、業務ルールなどを参照可能とし、財務経理業務に適した生成AIの出力を得るためのカスタマイズ
- 財務経理に精通したKPMGの専門家による生成AIのチューニング支援
- 適用業務に即したAIの回答を得るための、プロンプト(対話型AIに入力する指示文)作成支援
- 生成AI単体では対応が困難な業務に対する、他のデジタルソリューションとの組み合わせによる対応支援
- 生成AI活用に関するトレーニング支援
- 生成AI活用に伴うリスク管理体制の整備支援
CFOサーベイからみる各社の動向
短期的または中期的な成果を見込み、検討・試行段階に入っている企業は22%存在しており、一部企業では先進的な取組みが始まっています。
生成AIの特徴とユースケース
生成AIに期待する役割と活用する領域については、生成AIの特性と適用の難易度から整理することができます。
生成AIの業務適用を検討するうえでは、難易度が比較的低いところからスモールスタートすることをおすすめします。
生成AIの適用領域
出所:KPMGジャパンにて作成
独自システム開発による生成AIの活用
独自システム開発による生成AI活用の最大のメリットは、自社に最適なソリューションを構築できる自由度の高さです。
そのメリットを最大限に利用して、現状の業務プロセスを完全に自動化できる可能性があります。
請求書処理の自動化イメージ(例示)
出所:KPMGジャパンにて作成
提供事例
経理業務のDXを推進してきたものの、従来のデジタル化では解消しきれない、以下のような課題を抱えているケースが多く見受けられます。
- 経理処理、税務、システムの使用方法などに関する問い合わせ対応に多くの時間を要している
- 経理通達、経理マニュアル、開示文書などの作成に多大な工数がかかっている
- 日々、多数の契約書や請求書を処理する必要があり、人手による作業に依存している
- 投資家向け説明や経営会議に向けた想定問答集を作成しているが、参照すべき資料が多く、作成に時間を要している
生成AIを活用した以下のアプリケーションの構築、またはPoC(概念実証)を支援します。
- 経理に関する問い合わせ対応支援
- 契約書における印紙税要否判定
- 契約内容に基づくリース該当性判定
- 投資家向け想定問答集の自動生成
- ローコードツールを活用した生成AIアプリケーションの構築支援