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本冊子は、 IFRS® Sustainability Disclosure Standards(KPMG IFRG Limitedの一部門)により作成されました。
IFRSサステナビリティ開示基準の導入が本格的に始まり、企業は今、どのようにサステナビリティ報告を開示すべきか総合的に検討を進めています。
欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に基づくファーストウェーブ企業の報告から、学ぶべき教訓があります。既存の要求事項を遵守する対応に追われ、自社のストーリーや戦略を効果的に伝えられていない企業が少なくないようです。
一方でIFRSサステナビリティ開示基準は、サステナビリティ関連のリスク及び機会に関する重要性がある(material)情報を開示するよう企業に要求しつつも、当該情報をどのように整理して表示するかについては柔軟な対応を認めています。
この柔軟さは機会と言えるでしょう。企業固有の状況に合わせて、法域特有の要求事項を満たす開示が可能であり、自社の戦略的なストーリーを伝えることができます。すべての企業に適したものは存在しません。企業が属する業界、企業の規模や複雑性などによって、適切な表示のアプローチは異なります。
そのため本冊子は、1つのサステナビリティ報告の例を示すのではなく、さまざまな設例を提示しています。
本冊子の目的はガイダンス及び新たな視点を提示することにあり、 IFRSサステナビリティ開示基準に組み込まれている柔軟性、拡張性、つながり(connectivity)を示しています。
IFRSサステナビリティ開示基準に基づいた報告を開始するにあたって、本冊子を最適なアプローチを見つけるための実践的な資料としてご活用ください。
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執筆者
あずさ監査法人
会計・開示プラクティス部