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      本邦の大手金融機関は、危機・RRP(再建・破綻処理計画)フェーズにおいて、金融庁の監督指針が求める訓練(テスティング)を実施してきました。

      これらの訓練は、資本や流動性等の財務に影響を与えるシナリオを設定の上で実施されてきましたが、最近、注目が特に高まっているサイバー攻撃についてはシナリオとして考慮されることはありませんでした。

      しかし、金融機関が危機・RRPフェーズにおいて追加的にサイバー攻撃を受けると、流動性を含む財務にさらなる悪影響をもたらすことが想定されます。そのため、これまでの危機・RRPフェーズの訓練に、サイバー攻撃シナリオを加味した訓練を行うことには意義があると思われます。

      本邦金融機関には、「危機対応において、リスクは多層的に発生しうる」という前提に立ち、複眼的な視点での訓練実施やリスク管理能力の向上を期待したいと思います。

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      金融機関の危機・RRPフェーズにおける訓練シナリオの追加検討~サイバー攻撃シナリオの追加投入と流動性等への影響を踏まえた訓練実施~

      執筆者

      あずさ監査法人
      金融統轄事業部 金融アドバイザリー事業部
      ディレクター 田中 康浩(たなか やすひろ)
      アソシエイト Jeon Yelim(じょん いぇりむ)


      監修者

      KPMGコンサルティング
      マネジャー 高縁 友香

      各金融機関は厳格化する金融規制への適切な対応とともに、国内外の多様なステークホルダーの期待に応えていくことが求められています。

      本邦金融機関の再建・破綻処理計画(RRP)の整備・高度化や訓練実施の重要性について