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2023年10月11日、OECD/G20 BEPS包摂的枠組み(Inclusive Framework on Base Erosion and Profit Shifting/以下、「IF」)は2年間の交渉を通じて得られた合意内容を踏まえて多国間条約(Multilateral Convention/以下、「MLC」)草案を含む利益Aに関する各種の文書を公表しました。今回公表された文書の構成は以下のとおりです。
- 利益A導入のための53条にわたるMLCの草案
- MLCの草案にかかる附属文書(Annex A~I)
- 約640ページにわたる補足説明文書
- 利益Aに関連する税の安定性プロセスにかかる説明文書
- 利益Aにかかるインパクトアセスメント
- 概要説明書
この公表は、IFの 「デジタル経済に関するタスクフォース」 によって支持されており、IFによれば今回のMLC草案は関係する国・地域の「現在のコンセンサス」を反映しているとされています。ただし、いくつかの項目については、依然として少数の国・地域が異なる見解を表明している点には留意する必要があります。
今回のMLC草案は、2023年10月12日から13日にかけてモロッコで開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議に先立って公表されたものであり、いまだ署名を求めるための正式なMLCではないとしていますが、IFは本MLC草案をもって各国・地域がMLCに署名・批准するために必要な措置を講じるための準備を進めることを期待しています。
本ニューズレターでは、当該MLC草案の内容を踏まえた利益Aの概要および新たに盛り込まれた要素を解説するとともに、MLC発効までの今後の展望について考察します。
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