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      金融サービスが絶え間無く変化を続ける中で、金融機関の経営における非財務リスク管理の重要性はますます高まっています。金融危機後の規制強化や、異業種参入の増加や新商品・サービスの導入など、過去15年程度を見ても、金融機関を取り巻く環境は大きく変わってきました。次の数年間も、デジタル化、地政学的な変化、AIの活用、労働市場・環境の複雑化等を背景に、こうした変化は一層加速すると考えられます。そうした中、非財務リスク管理の成熟度が、企業が社会的な責任を果たしつつ成長するための重要な要素として再認識されています。

      非財務リスクは、信用リスク、市場(価格)リスク、金利リスク、流動性リスクを除く全てのリスクを包含するものとして広く定義され、オペレーション、法規制、環境、社会、ガバナンス等に係るリスクを含みます。これらのリスク管理の不十分さに起因して生じた金融業界における損失は計り知れず、リスク対応の強化の重要性を多くの金融機関が強調しています。将来的にも、非財務リスクは規制監督当局と金融機関の多くの議論の焦点となり、様々な利害関係者から透明性と説明責任を求められる重要な経営課題であり続けるでしょう。

      KPMGインターナショナルの最新のレポートでは、新たに生じるリスクへのレジリエンスとリスク管理の変革に必要なツールとリソースを金融機関が備えることの重要性について述べています。特に、将来の対応力を確保するための以下の5つの重要テーマに焦点を当てています。

      1. 統合された非財務リスク機能
      リスク種類やビジネス・機能横断的に非財務リスク管理の機能を集約・統合することが、今日の組織の増大化・複雑化への対応のためにいかに重要か整理します。
       

      2. ダイナミックなリスク管理フレームワーク
      内部および外部環境の変化に適応し得る、ダイナミックで実務的かつ効率的なフレームワークを構築するための戦略について述べます。
       

      3. 自動化された経営情報
      手作業を最小化する形で非財務リスクを定量化・報告し、組織の意思決定能力を強化するための、リスク領域の経営情報の重要性について整理します。
       

      4. 強固なシステムとデータ管理
      集中化されたコントロールと自動化されたワークフローを通じて効果的な意思決定を加速させるための、統合リスク管理のエコシステムとガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)システムの重要性を述べます。
       

      5. 高度な自動化によるリスク管理の強化
      インテリジェント・オートメーションによる非財務リスク管理の変革の可能性を探ります。インテリジェント・オートメーションは人間の代替ではなく、最適なリスク管理を実践するための強力なツールと言えます。

      組織に非財務リスク管理を効果的に浸透させるための洞察を得るために、KPMGインターナショナルのサイトで紹介している以下のレポートをご覧ください。本レポートが、貴社の新たな挑戦を支えるレジリエンスと適応性を確保するための一助となれば幸いです。

      レポート原文は以下よりダウンロードのうえご覧ください。

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      The evolution of non-financial risk

      Adapting risk management practices to prepare for future non-financial risks.

      お問合せ先

      有限責任 あずさ監査法人
      金融アドバイザリー事業部
      ディレクター 桜庭 貴志


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