Form F-4によるSEC登録支援サービス
Form F-4による米国証券取引委員会(SEC)登録にあたっては、短期間においてさまざまな作業が発生し、企業にとって作業負担が膨大となります。KPMGでは、これまでの実務経験から、SEC登録に必要な専門的なチームを組成しつつ、迅速に的確なサービスを提供いたします。
Form F-4による米国証券取引委員会(SEC)登録は、短期間にさまざまな作業が発生し、企業にとって作業負担が膨大です。KPMGは、迅速に的確なサービスを提供いたします。
支援サービスメニュー
連結財務諸表作成(IFRS®基準/USGAAP)の作成支援サービス
組織再編取引に関して、買収会社だけでなく、買収対象会社においても、Form F-4に添付する連結財務諸表についてUSGAAPまたはIFRS基準に基づき最低2期分の連結財務諸表を作成することが必要となります。また、Form F-4 に含まれる登録会社の財務諸表は、公開会社会計監督委員会(PCAOB)基準に従った監査を受けることが求められます。
クライアントの業種に即した効率的かつ効果的なアプローチでUSGAAPまたはIFRS基準連結財務諸表の作成を支援しつつ、会計監査人からの指摘への対応も支援します。
その他の財務情報作成支援サービス
Form F-4登録の際に必要となる連結財務諸表(注記項目含む)以外に、財務・経営成績の分析(Management Discussion & Analysis:MD&A)などの開示資料の作成が必要となります。特にMD&Aセクションにおいて、日本で要求される開示と比較すると、経営上の重点項目に係る機会、課題、リスク、およびその対応策等についてより詳細な開示が求められます。
また、直近事業年度期首において統合が完了していると仮定したプロフォーマ財務諸表(Pro Forma Financial Statements)の作成が必要となります。
F-4に記載されるこれら情報は多岐にわたり、短期間で作成が必要なことから、これまで蓄積した実務経験を踏まえ、クライアントの現状課題を正確に特定し、課題解決に向けて効率的に支援します。
米国SEC審査への対応支援サービス
Form F-4のドラフトをSECに提出後、SECによる審査が行われます。通常、SECの審査は3~4ヵ月にわたり実施されますが、その間、SECより複数回コメントレターが送付され、回答には幅広い専門知識が必要となる上に、非常に短期間での回答が要請されます。SECからのコメントレターに対して、米国SECの開示関連通達や審査コメントの傾向を考慮しつつ、迅速かつ適切に支援します。
プロジェクトマネジメント支援サービス
Form F-4登録に際して、SEC、会計監査人、弁護士事務所などさまざまなステークホルダーからの要請に適切かつタイムリーに対応していくことが必要となります。
課題解決に向けたタスクの洗い出しと論点整理をおこないロードマップを作成した上で、上記主要ステークホルダーとクライアントとのコミュニケーションと課題解決をサポートし、Form F-4登録プロジェクトを円滑に推進するよう支援します。