近年の規制や価値観の変化・多様化に伴い、法令違反をはじめとしたコンプライアンス違反に係る問い合わせが増加しています。初動対応の遅延や事態収拾の失敗等により、被害拡大や信頼低下につながるケースが少なくありません。

KPMGは、グローバルで培った専門的知見に基づき、コンプライアンス違反やその他不祥事のクライシス対応を一貫して支援します。危機発生時に企業がおかれているステージにあわせた必要なサポートを提供しますので、現在のお悩みからご相談ください。

【対応項目の例】

クライシス対応支援_図表1
区分 企業の対応 KPMGの支援事項(例)
初動対応 初期調査による事態の外縁把握と是正活動を行うことで、当面の影響拡大の抑制を目指す。
  • 対応体制の構築
  • 初期調査
  • 是正処置の検討
  • 違反法令分析 など
シナリオ検討 公表判断を含む対応シナリオを検討し、事態収束までの道筋を立てる。
  • 当局照会
  • シナリオプランニング
  • 資金繰り分析・計画
  • 公表判断(適時開示/任意開示)
事実調査 調査の手続設計・実行を通じて、事態の全容把握を目指す。
  • 調査活動
  • 調査委員会の設置/管理
  • フォレンジック調査
  • 役員処分の検討
  • 関係者処分の検討 など
再発防止 原因分析および再発防止策の策定を通じて、再発防止を目指す。
  • 原因分析
  • 再発防止策の検討
  • 各再発防止策の実行・モニタリング
  • 再発防止策の第三者評価など
公表・ステークホルダー対応 リリース対応や顧客対応により対外説明を行い、ステークホルダーの理解獲得を目指す。
  • 対応体制の構築
  • リリース対応(リリース文・想定問答集・ポジションペーパー・ワンボイスメッセージの作成など)
  • 顧客対応(説明体制構築・説明資料案の作成など)
  • 当局・金融機関・株主対応
  • 補償方針の検討
  • 記者会見(QA作成・シミュレーションなど)
事業再生 事業の選別や再構築、財務リストラクチャリング、ガバナンス強化などを通じて事業の再生を目指す。
  • 財務・事業分析や財務収支モデル作成
  • 事業計画書作成
  • 金融支援・スポンサー先との調整
  • ガバナンスの再設計
  • 事業の再構築

KPMGの不正・不祥事対応チーム

KPMGは、社内のプロフェッショナルのみならず外部専門家と連携しながら、企業のコンプライアンス違反やその他の不祥事等クライシス対応全般について、複眼的・網羅的に支援します。

工場コンプライアンス対応支援_図表2

KPMGのクライシス対応支援の特徴

KPMGのクライシス対応支援の主な特徴は、以下の6つです。

  1. 企業で発生するさまざまな問題に関する豊富な実績(品質不正、財務諸表不正、贈収賄、横領、人権問題、情報漏洩、各種法令違反など)
  2. 国内外の弁護士有資格者や官公庁出身者の在籍による規制や当局対応への強み
  3. 外部専門家との迅速な連携
  4. データ分析等の活用による効率的な対応
  5. 国内・海外を問わず、グローバルな対応が可能
  6. 現場密着型で企業との一体感を重視

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KPMGでは、危機対応全般にわたる支援を行っています。下記にないものもお気軽にお問い合わせください。