近年、製造業を中心として、試験データの改ざんや捏造、製造・検査工程における法定基準・顧客仕様の非準拠、無資格検査などといった品質不正・不祥事が企業規模・業界を問わず多数生じています。

これら品質コンプライアンス事案が発覚した場合、企業は顧客・社会に対する説明や規制当局・監督官庁への対応、情報開示などの危機対応に追われる他、信用失墜による売上低迷など企業存続にも重大な影響を受けます。

しかし、コスト競争の激化や製品開発期間・納期の短期化、顧客要求の高度化によりプレッシャーが強くなるなか、品質コンプライアンスへの場当たり的な予防・発見措置は効果が得られないばかりか、現場の負担を不必要に増やし、生産性やサービスレベルの低下といった悪影響を引き起こすことにつながりかねません。また、品質コンプライアンス事案発覚時の対応においても、原因を現場の問題と早計に断じ、真因の特定と再発防止を十分に行わない結果、問題の再発により、さらに深刻なダメージを受ける可能性もあります。

KPMGは、国内外での豊富な知見とさまざまな領域の専門家とのネットワークを活かし、実効的・効率的な品質コンプライアンスの予防・発見・対応を支援します。

品質コンプライアンスとは

品質コンプライアンスとは、品質不良を防止する品質管理のみならず、顧客の要求や法規制、各種認証の変化に応じて随時見直しを行い、それらの"手続き"を守ることで、品質不正や法規・契約順守違反などを防止する広義のコンプライアンス活動を指します。

品質コンプライアンスの予防・発見・対応にかかわるサービス

品質コンプライアンス対応について、未然予防・発見から危機発生時の対応および再発防止まで、網羅的に支援します。

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