海外子会社マネジメントブック作成支援

KPMGは、海外子会社に対するガバナンス強化と課題解決の手法として、各社に合わせた「海外子会社マネジメントブック」の作成を支援します。

KPMGは、海外子会社に対するガバナンス強化と課題解決の手法として、各社に合わせた「海外子会社マネジメントブック」の作成を支援します。

近年、企業の海外子会社に対するガバナンス強化が課題となっています。
KPMGでは、各社の状況にあわせた「海外子会社マネジメントブック」の作成を通じて、企業が海外子会社の問題やリスクに対して組織的に対応できるよう、その管理能力の向上を支援します。

「海外子会社マネジメントブック」とは、経営・経理・人事・法務・情報処理等の各領域に関して重要な管理ポイントや必要なプロセス、モニタリングポイント、推奨ツール等を明確に示したものです。これを現地拠点で展開することで、管理機能を強化することができます。

標準的な対象領域と進め方

現地拠点の運営上重要な経営領域・バックオフィス領域を中心に、対象拠点の性格や組織におけるリスクを検討しながら最終的な対象範囲を決定していきます。主な領域は以下の通りです。

  • 経営(意思決定、経営管理・業績管理、ガバナンス)
  • 経理領域(財務会計、税務、管理会計、債権・債務管理、現金管理、与信管理、資金管理)
  • 人事領域(採用・配置・退職、育成、評価、給与計算、労務管理/安全衛生)
  • 法務領域(法令対応、贈収賄、契約審査、環境)
  • 情報管理領域(情報機器管理、情報セキュリティ、ライセンス管理、知財管理)

以下の4ステップで作成・展開を支援します。

  1. 海外拠点実態調査(拠点運営状況について)
    ヒヤリングを実施し、課題やリスク・必要な支援等を特定し、ノウハウやトラブル事例を収集する。
  2. 本社実態調査(海外子会社管理について)
    海外子会社管理の現状について、管理方針・管理手法や抱える課題を明確にする。
  3. 管理強化のための仕組み作り支援
    本社及び海外子会社が抱える課題を踏まえ、管理強化に向けた海外子会社管理の「将来像」を設計する。
  4. 「マネジメントブック」作成・展開支援
    ステップ1~3の取組み結果を踏まえて、「マネジメントブック」を作成する。また、「作っておしまい」ではなく、定着に向けた教育・説明会などを実施する。

期待される効果

  • 業務標準化による拠点運営レベルの向上
  • PDCAサイクルの構築による経営管理品質の向上
  • グループ経営管理における本社・地域統括会社・各拠点の役割責任の明確化
  • 海外子会社のノウハウの集約、グループ内での共有

KPMGによる支援内容

現地での研修や日本での赴任前研修、アップデートのサポートなどを通じ、定着化に向け支援します。

【KPMGの支援イメージ】

KPMGの支援イメージ
  1. マネジメントブック作成
    KPMGサービスチームによるマネジメントブック作成支援
  2. 展開支援
    KPMGジャパンサービスチーム及び現地KPMG駐在員による研修・説明会の実施支援
  3. マネジメントブックの使用
    現地KPMG駐在員によるトラブル発生時の対応支援・窓口問合せ
  4. アップデート
    現地KPMG駐在員による最新動向情報(法令アップデート・事例等)の提供、KPMGジャパンサービスによるアップデート支援

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