私たちのパーパスである「Empower Change. Inspire Confidence. (社会に信頼を、変革に力を)」を達成するためには、私たちの活動が経済、環境、社会に与える影響を考慮しながら、クライアント、社会、私たち自身のサステナビリティを同時に実現するよう、取組みを続ける必要があります。私たちは、正しい行いによって信頼を得られると考えており、そのためにすべての活動を監督する強力なガバナンスを確立します。

ハイライト

ハイライト

コミットメントおよび進捗

パーパスを基軸としたビジネス

サステナブルな経営基盤の構築・維持
パーパスの共有:あらゆるイベントやミーティングにおいてOur PurposeやOur Values(行動指針)と戦略を紐づけた説明を行い、KPMGメンバー一人ひとりのパーパス実現に向けた責任の自覚を促しています。

One Firm体制:Multi-Disciplinary Firm Model (アカウンティングファームが監査、税務、アドバイザリー業務を総合的に提供するビジネスモデル)を強みとし、それを効果的かつ適切な統制がとれた経営執行体制で運営するためのコーポレートガバナンスを整備しています。

ESGガバナンス体制:Our Impact Plan Governance Structureを組成し、Governance、People、Planet、Prosperityの4つの重要取組領域のヘッドに加え、ESG ProcurementやReporting機能などのリーダーを任命し、組織横断で推進しています。


高品質な業務遂行
AX for Trust®:監査業務を担うあずさ監査法人は、「AX for Trust®」のコンセプトのもと策定された監査事業戦略を支える経営基盤として、品質管理、人材、組織風土・体制の整備に注力しています。詳細はAZSA Qualityをご参照ください。

責任ある税務慣行の推進:税務業務を行うKPMG税理士法人は、KPMG Global Principlesに基づき、法律に従って誠実に行動し、高品質な助言を提供することにコミットし、企業の責任ある税務慣行の推進を支援しています。

誠実性、透明性、責任ある行動

法令を遵守し、社会全体の利益を追求する
業務受託方針:アカウンティングファームとして監査の独立性を守るとともに、適切なクライアントおよび業務を受嘱し、サステナブルな経営に取り組んでいます。これを実現するために、グローバルで定められた業務の受嘱方針に則った強固な統制環境を整備するとともに、的確なプロセスを設計・運用しています。

倫理行動規範:KPMGメンバーに求める倫理観を明文化した「倫理行動規範」を定め、その遵守を徹底するため、定期的な倫理・コンプライアンス研修の実施やメールマガジン等による啓発活動に取り組んでいます。

意見を安全に発することができる風土:率直な意見を安全に発することができる風土を醸成しているほか、組織が正しいことを正しい方法で取り組むため、「コンプライアンス・ホットライン」を設置し、一人ひとりが情報提供者となることができる仕組みを構築しています。

公正な社会の構築への貢献:私たちは監査や税務業務を通じた公共の利益のための活動だけでなく、世界各国の女性取締役によるグローバルネットワークであるWomen Corporate Directors(WCD)の支援、経営者育成講座の提供、日本公認会計士協会の委員等の役割を通じた健全な資本市場の発展への貢献など、公正な社会の構築に幅広く貢献しています。

人権

人権の尊重
私たちは、倫理行動規範のなかで、人種、民族、障がい、性別、性的指向、性自認、信仰、思想、学歴などによる差別など、いかなる人権侵害行為も許さないことをうたっています。人間性を尊重し、明るく公正な組織風土を醸成、安全かつ良好な執務環境を確保することは、一人ひとりが能力を発揮しいてやりがいを持って働くために不可欠であると認識しています。

KPMGジャパン Our Impact Planの全文をPDFでご覧いただけます。

Our Impact Plan

PDF:2.5 MB

Our Impact Planと各重点領域