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      2025年はCBD COP16のローマ再開セッションに始まり、国連海洋会議(UNOC3)、そしてUNFCCC COP30と、ネイチャーポジティブの議論がグローバルで深化した1年でした。いずれの国際会議の場においても、自然・気候・社会的包摂(人権)の統合アジェンダが示され、企業にもそれらを一体で管理する新たな責任と機会が生まれてきたといえます。そして2026年10月に開催が予定されているCBD COP17では昆明 ‐ モントリオール世界生物多様性枠組の実施進捗評価(グローバル・ストックテイク)と次フェーズへの戦略策定が主要議題として予定されており、CBD COP17に向けて、企業に対する情報開示や資金動員を後押しする動きも加速化するものと考えられます。

      本稿ではこうした国際的な動向を踏まえ、2026年に企業が自社の自然リスクを競争力に変えるための準備として何が必要かについて解説します。 


      目次

      はじめに―2025年のネイチャーポジティブの議論―
      ビジネスのネイチャーポジティブへの貢献を支援するイニシアチブの動向 

      1. TNFD:開示の本格化とISSBによる標準化
      2. SBTN:SBTs for Natureの現在地
      3. ISO:初の生物多様性規格ISO17298発行の意味

      おわりに―自然リスクを競争力に変えるために― 

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      【2026年】ビジネスをとりまく 自然・生物多様性の動向:TNFD、SBTs for Nature、ISO17298など

      執筆者

      KPMGあずさサステナビリティ
      マネジャー 森 さやか

      KPMGジャパンは、社会的課題の解決を通じて、サステナブルバリューの実現を目指す組織の変革に資する的確な情報やインサイトを提供しています。

      KPMGは、企業の中長期的な価値向上の取組みとしてのサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)の実現を包括的に支援します。

      KPMGは、ネットゼロのターゲット設定、戦略策定・実行、排出量測定、オフセットに至るまで、企業の脱炭素化を成功に導く支援を行います。

      KPMGは、グローバルネットワークを活用し、自然や生物多様性と共生しながらサステナブルに成長する企業経営を支援します。