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      日本の現行基準では、のれんは20年以内で償却されていますが、2025年3月の規制改革推進会議スタートアップ・イノベーション促進ワーキング・グループでは、現状の償却処理にはいくつか課題があるという意見が示されました。この意見を受け、のれんをIFRS会計基準と同様に非償却とするような会計基準の見直しをASBJの新規テーマとするよう、ASBJに提言すべきという提案がなされており、企業会計基準諮問会議で審議が進められています。

      2025年11月17日に開催された第55回基準諮問会議の中では、ASBJが行った、のれんの非償却の導入に係る意見聴取の状況に関する報告を含め、いくつかの事項の審議が行われましたが、ASBJへのテーマ提言を行うべきかに関する意思決定は行われず、次回の基準諮問会議(2026年3月)において方向性が示される見通しとなりました。

      次回の基準諮問会議でASBJに対して新規テーマとするよう提言すべきとされた場合、ASBJはのれんの非償却の導入に関するプロジェクトを開始することが想定されます。その場合でも、実際にのれんの非償却を導入するか否かはASBJでの審議次第ということになりますが、多くの日本企業に重要な影響が生じるテーマであるため、要注目です。


      PDFの内容

      1. 基準諮問会議によるASBJへの審議テーマの提言の仕組み
      2. のれんの非償却の導入に係る新規テーマ案の概要
      3. これまでの検討状況と11月17日の基準諮問会議での審議
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      ポイント解説

      のれんの非償却の導入をASBJの新規テーマとして提言すべきかが、基準諮問会議で審議される

      執筆者

      会計・開示プラクティス部
      パートナー  中根 正文