目次
1.直近のIPOの状況
2.IPO市場の概況
東証グロースに2社が新規上場しました。
6月23日に東証グロースに上場したLiNKXは、金融領域に特化した基幹システムのシステムモダナイゼーション事業を展開しています。同社の社員はクラウドネイティブで世界標準のシステム設計が行えるハイエンド・エンジニアを中心に構成され、システム開発の各工程でAIを積極的に活用することで、生産性の向上と効率化を実現しています。顧客企業の開発チームと共創型のプロジェクト体制で連携し、システム開発の内製化を密接に支援することで長期的な関係構築に寄与し、安定した収益基盤を構築しています。こちらの初値は公募価格を約36.1%上回りました。
6月30日に東証グロースに上場したネイスは、体操教室事業を主力に展開しています。2歳から中学1年生までの子どもたちに独自メソッドによる体操プログラムを提供し、運動能力や自己肯定感を育むことを目指しており、全国のショッピングセンター内を中心に直営およびFC店舗を運営し、2026年2月末時点では171店舗で推移しています。また、発達支援事業では、発達障害のある子どもを対象に運動療育を提供しています。行政の給付制度により利用者負担は原則1割に抑えられており、体操教室運営で培ったノウハウを活かした運動療育を強みとしています。こちらの初値は公募価格を約11.8%上回りました。
3.市場別IPO社数(年初からの上場承認公表ベース)
4.初値騰落率(平均)の推移(直近2年間の四半期ベース)
以上
執筆者
あずさ監査法人
グロース・サポート事業部
マネジャー 古口 長一郎