シームレスな顧客体験のデザイン
2021年の日本市場の分析では、主にデジタル企業がランキングを上げており、従来型のオフライン企業については、オンラインでの顧客満足度評価が全体的な顧客体験に大きく影響を与えていることがわかりました。ニューノーマルの時代に、顧客はオンラインとオフラインの体験がシームレスにつながることを求めています。ブランドは顧客とのさまざまなタッチポイントにおいて、顧客がどの部分にオンラインを求め、どの部分をオフラインで残しておきたいと考えているかを見極めなければなりません。
体験による価値の重要性
最近までは日本の消費者は常にコストパフォーマンスを求め、製品またはサービスの価格に対する価値を重視すると言われてきました。しかし、2021年の結果を見ると、これが必ずしも当てはまらないことがわかります。本調査のどのケースにおいても、極めて類似したサービスを提供するブランド間では、価格の高いブランドの方が顧客満足度の評価が高い結果となりました。
情緒的つながりの強化によるロイヤルティの形成
全般的な顧客満足度に対する「親密性」の重要度が劇的に上昇しました。反対に、「利便性」の重要度は大幅に減退しました。つまり2021年の調査では、顧客はブランドにパーソナルなつながりを求める傾向があり、個人として気にかけてもらっていると感じたブランドに対しロイヤルカスタマーとなる流れがあることがわかりました。
※本レポートの全文では、具体的なグローバル企業の取組みもご紹介しています。下記のPDFよりご覧いただけます。