近年、製造業を中心として、試験データの改ざんや捏造、製造・検査工程における法定基準・顧客仕様の非準拠、無資格検査などといった品質不正が企業規模・業界を問わず多数生じています。
これらの事案が発覚した場合、企業は顧客・社会に対する説明や規制当局・監督官庁への対応、情報開示などの危機対応に追われる他、信用失墜による売上低迷など企業存続にも重大な影響を及ぼします。
不正に対する許容度は人によって異なり、判断基準には個人差があります。しかし、社会には「世間が許さないライン」が確実に存在し、その基準は年々厳格化しています。そして、コンプライアンス意識のアップデートが追いついていない場合、本人の認識とは裏腹に、そのラインを越えてしまうリスクが生じます。このリスクを抑えるためには、継続的な啓発が不可欠です。
KPMGは、品質コンプライアンスに関する国内外の豊富な知見を活かし、職位(経営層、中間管理職、一般社員)に応じた体系的な研修プログラムの実施を支援します。
“理論と実践”の両輪から構成されたプログラム
品質不正事案の発生・拡大を防ぐためには、トップ・ミドルマネジメント層からの明確なメッセージを、現場の社員一人ひとりに浸透させることで、個人の行動変容を促すことが重要です。本プログラムは、講義パートと演習パートを組み合わせた構成で、理論と実践の両面から品質不正への理解と対応力を高めます。
【プログラム概要】
品質不正を“起こさない”だけでなく、“気づく・動ける”組織へ
本プログラムを通じて、研修参加者の意識・行動変容を促すとともに、研修時の議論内容および研修後アンケートを活用することで、組織に潜む品質不正のリスクを把握し、これに対する対応方針を策定することができます。
【期待される効果】
KPMGが選ばれる理由
KPMGでは、豊富な知見を有する専門家によるさまざまな支援実績があります。各企業の問題意識を踏まえ、オーダーメイドで研修内容を調整することも可能ですので、お気軽にお問合せください。