調査委員会(第三者委員会、外部調査委員会、社内調査委員会等)が真相解明のための必要十分な調査が行えるよう、人材、専門的ナレッジ、調査ツールといった、調査を円滑に進める上で必要なリソースを事案・ご要望に合わせて必要な限りご提供します。

お問合せ

調査委員会が直面する主な課題(調査フェーズ別)

調査委員会サポートパッケージ(調査委員会向け)

1. 初動対応の難点・要所

  • 会計不正や品質不正事案等、事案に即した知見のある委員・補助者が見つからない

2. 実態調査の難点・要所

  • 海外子会社に調査手続きを実施するための、現地調査パートナーが見つからない
  • データ分析手続きを実施する必要があるが、ノウハウが不足している
  • デジタルフォレンジック/アンケート/データ分析のインフラを別々のベンダーと契約するのは不便
  • ヒアリングの数が多く、メモを書き起こすのに多大な労力を要している

3. 報告書作成の難点・要所

  • 複数事務所が共同で報告書を作成しているため、統合作業・バージョン管理が煩雑

4. 委員会運営の難点・要所

  • 日程調整や議事取り纏め等、調査以外の事務に時間を要してしまう
  • 会計監査人とのコミュニケーションを円滑に行うことが難しい

 

KPMGが課題を解決するための6つの強み

  KPMGは6つの強みを生かして、委員会が直面する課題を解決して参ります。

1. 実績

不正調査が一般的でなかった2003年にサービスを開始して以来、会計不正調査、品質不正調査(JIS規格、UL認証、その他)等、数多くの支援依頼をいただき、日本でも有数の実績がございます。

2. 総合サポート

当社のみで実施する調査案件を多数受嘱していることから、調査計画立案から報告書作成までの全過程について強力なサポートをご提供いたします。

3. 多様な人材

会計士、システムエンジニア、データサイエンティスト、調査当局出身者、金融・事業会社出身者等、さまざまな経歴の人員が在籍しており、事案に合わせて最適なチームを編成可能です。

4. グローバル対応

英語・中国語・インドネシア語・マレー語等の外国語話者を国内に多数擁しております。また、143の国と地域のKPMG事務所と連携し、海外でも高品質なサービスをご提供いたします。

5. 会計監査人対応

当社は監査法人系列であるため、会計監査人の懸念点を的確に理解し、適切なコミュニケーションを図ることが可能です。

6. 調査インフラ整備

デジタルフォレンジック、ウェブアンケート、データ分析、コミュニケーションツール、ファイル共有ツール等、調査に必要な各種インフラをいつでも利用可能です。

 

ご提供サポートの具体例

以下のサポートから必要なものを自由に組み合わせてご利用いただけます。

1. 初動対応時のサポート

  • 委員の派遣・紹介
    (会計士、弁護士、その他当該不正事案に関する知見を持つ専門家等)
  • 委員会の形態選択(第三者委員会、社内委員会等)の助言
  • 調査計画(手続き・スケジュール)の立案

2. 実態調査時のサポート

  • デジタルフォレンジック
    - 電子デバイスの保全
    - メール・ドキュメントレビュー
    - 電子デバイスのログ解析
    - 不正プログラムの解読
  • アンケート・ホットライン
    - ウェブアンケート実施(設問考案・画面作成・配信・未回答者管理・集計・分析)
    - ホットライン設置
  • 現地調査
    - 不正にかかる内部統制の運用状況確認
    - 不正の実行可能性の確認
  • データ分析
    - 会計データ・品質検査データ等の異常値分析
    - その他、不正の兆候を検出する各種分析
  • ヒアリング
    - ヒヤリング準備、実施
    - 自動文字起こしツールによるメモ作成
  • 調査高度化・迅速化サポート
    - PDF改ざん検知
    - 通帳データベース化 等
  • 不正による影響の算定・推定
    - 会計処理への影響額算定
    - 不正の範囲の推定

3. 報告書作成時のサポート

  • 報告書の作成
  • 報告書の取りまとめおよびバージョン管理
  • 再発防止策の策定

4. 委員会運営時のサポート

  • 委員会日程調整・議事管理・議事録作成
  • 調査プロジェクトを円滑に進めるルールの検討
  • 受領資料/作成物の管理
  • 会計監査人とのコミュニケーション
  • 再調査メンバー間のコミュニケーションツールの提供(グループメールやチャットツール等)
  • 大容量データ受け渡し用のファイル共有ツール提供