KPMGコンサルティング、戦略リスクマネジメント成熟度診断サービスの提供を開始

企業の経営戦略に関わるリスク対策の優先度を明確にし、中長期的な企業価値向上に資する新たなリスクマネジメント体制の構築を支援します。

企業の経営戦略に関わるリスク対策の優先度を明確にし、中長期的な企業価値向上に資する新たなリスクマネジメント体制構築を支援します。

  • 1000

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、地政学や経済安全保障、人権問題、ESG(環境・社会・ガバナンス)関連など、企業の経営戦略に関わるリスクの対策の優先度を明確にし、企業価値の向上に資する新たなリスクマネジメント体制の構築に向けた「戦略リスクマネジメント成熟度診断サービス」の提供を開始しました。

近年、企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。企業の経営層は、地政学や経済安全保障、人権問題、ESG関連などのリスクを企業の戦略リスクとして中長期的な目線で捉え、先手を打つことが求められています。企業がその価値を高め、環境・社会をはじめステークホルダーにポジティブな影響を発揮していくためには、従来のリスクマネジメント体制やプロセス等において改善すべきポイントを特定し、具体的なリスクと対策の優先度を判断していく必要があります。

KPMGコンサルティングは、本サービスの提供を通じ「業務プロセス」「人材」「テクノロジー」「サービス提供モデル」「パフォーマンス・インサイト&データ」「ガバナンス」の6つの観点から独自の評価を行い、リスクマネジメントの現状把握、課題と取組み優先度、および課題解決の方向性を明らかにします。さらには、本診断モデルでは業界内の水準も考慮し、現状と目指すレベルのギャップを明確化することで、リスクマネジメント体制の効率的・効果的な高度化に向けた支援を行います。

【本サービスのイメージ】

戦略リスクマネジメント成熟度診断_図表2

【ステップ1】 戦略リスクマネジメント成熟度診断の実施

本診断では、6つの観点に基づく成熟度診断評価から取組むべきステップの策定まで支援します。評価では、一般的なオペレーショナルリスクへの対応力に加え、戦略リスクに対する検討プロセスや、経営層・取締役会の関与の在り方等も含めて診断を行います。評価は5段階を基本とし、事前インタビューを行い業界の水準も考慮しながら項目ごとに目指すレベルをあらかじめ設定したうえで実施します。

【ステップ2】 評価結果の可視化・フィードバック、評価結果の活用

評価後は、抽出された複数の課題に対して、リスク対応の遅れによる損失の大きさも考慮したうえで、優先的に着手すべきものと段階的に対応すべきものとに分類・構造化します。こうした課題整理に加え、社内のリソースも考慮することで、現実的かつ具体的に取組むべきステップを明確化することが可能です。また、本診断を経て特定された課題に対し、さまざまな関連サービスもあわせて提供することで、企業の課題解決に向けた支援を継続的に行っていきます。

【サービスの詳細はこちら】

戦略リスクマネジメント支援に関するサービスはこちら

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

お問合せ