KPMGコンサルティング、製品の環境価値表出支援サービスの提供を開始
製品の環境への貢献度を示す“環境価値”の訴求を通じて、サステナビリティの取組みを事業機会と捉えた企業価値向上を推進します。
製品の環境への貢献度を示す“環境価値”の訴求を通じて、サステナビリティの取組みを事業機会と捉えた企業価値向上を推進します。
KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、製品が環境に与える影響や環境への貢献度を示す“製品の環境価値”の評価・訴求を通じて、グリーン市場への適応・競争力を高め、企業価値向上を推進する「製品の環境価値表出支援サービス」の提供を開始しました。
近年、各国・地域の法規制・政策動向や環境配慮製品への関心の高まりを受けて、製品の環境価値を表出する動きが加速しています。製品の環境価値を可視化する主要な算出方法として、製品ライフサイクルアセスメントやカーボンフットプリント、削減貢献量などがあります。企業はその結果を製品に表示したり、算出データを活用して環境ラベル/認証を取得することで、製品がどのように環境に寄与するかを消費者にわかりやすく示すことができます。これらの取組みを通じ、低炭素・低資源などに優れた環境配慮製品が選択される市場の形成・成長につながると考えられています。
KPMGコンサルティングでは、製品の環境価値表出に向けて、「製品ごとの目的・対応優先度整理」「環境価値表出に向けた取組みの実行」「環境価値表出に係るリスク低減・高度化の仕組み構築」の3つの段階的なアプローチを実行し、製品特長を踏まえた環境価値評価の手法や環境ラベル/認証の選定から、取組み高度化に向けた仕組みの構築までを一貫して支援します。
KPMGコンサルティングは、サステナビリティ経営の実現に向け、製品の環境価値表出支援を通じて、グリーン市場における適応・競争力を高め、企業価値の向上を推進します。
【製品の環境価値表出に向けたアプローチ】
ステップ1:製品ごとの目的・対応優先度整理
法規制・ステークホルダーの要請や自社の事業・サステナビリティ戦略における重要度から、製品ごとに環境価値表出に取り組む目的と対応優先度を整理します。
ステップ2:環境価値表出に向けた取組みの実行
ステップ1で検討した優先度に基づき、先行対象製品の環境価値評価やラベル・認証取得に必要なデータの特定・収集など具体的な取組みを開始します。
ステップ3:環境価値表出に係るリスク低減・高度化の仕組み構築
環境価値表出の効果を持続させるためには、リスク低減・高度化の両方に対応可能な仕組みの構築が必要です。グリーンウォッシュやコンプライアンスリスクを低減しながら、社内外の要請や市場ニーズに対する検知機能を強化することで、サステナビリティを事業機会と捉えた企業価値向上を推進します。
KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。