KPMGコンサルティング、静岡銀行が進める、生成AIを活用したIT企画業務の高度化・効率化の実証実験を支援

高い専門性や経験が求められるIT企画業務の高度化・効率化を目指し、創造的な業務の相談相手「デジタルCIO」の実現に向けた実証実験を支援します。

高い専門性や経験が求められるIT企画業務の高度化・効率化を目指し、創造的な業務の相談相手「デジタルCIO」の実現に向けた実証実験を支援します。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、株式会社静岡銀行(本店:静岡県静岡市、取締役頭取:八木 稔、以下、静岡銀行)が進める、銀行業務において高い専門性や経験が求められるIT企画業務の高度化・効率化に向け、生成AI(生成型人工知能)を活用した対話パートナー「デジタルCIO」に関する実証実験を支援します。

現在、金融機関では、業務の効率化や品質の向上をめざし、DX(デジタルトランスフォーメーション)化の流れが加速するなか、書類のOCR処理をはじめとした定型業務では、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入などシステム化・自動化が図られています。一方で、IT企画や経営企画などの非定型業務においては、高い専門性や豊富な経験にもとづく判断を要することから、業務の高度化・効率化を図るためのデジタル化が遅れている状況も見受けられます。

この度、KPMGコンサルティングでは、静岡銀行が進める、生成AIを活用し銀行特有の慣習や専門知識を理解したうえで、IT企画業務に関する相談やアドバイスに対応するCIOを想定した対話パートナーの実現(擬人化)に向けた実証実験を支援します。
静岡銀行では、本実証実験を通じ、社内におけるさまざまなDX施策に携わるIT企画部門の負荷を軽減するとともに、経営戦略の実現に向け、IT資源の適正化を含むIT戦略の企画を推進し、業務の効率化・高度化につなげていく方針です。まずは、新規企画の起案支援やシステム化に向けた案件・プロジェクトレビューなどで「デジタルCIO」の活用に取り組みながら、順次、他の専門領域への拡大を検討する予定です。

【デジタルCIO 取組みイメージ】

静岡銀行が進める、生成AIを活用したIT企画業務の高度化・効率化の実証実験を支援_図表1

静岡銀行について

静岡銀行では、2022年10月の持株会社体制への移行を機に、総合金融グループとしての機能をさらに高めながら、地域やお客さまが抱える課題解決の支援に取り組んでいます。
現在、しずおかフィナンシャルグループで推進する第1次中期経営計画「Xover~新時代を拓く」では、「人的資本経営」を経営戦略の中心に据え、「地域共創戦略」「グループビジネス戦略」「トランスフォーメーション戦略」「グループガバナンス戦略」の4つの基本戦略を展開しています。こうした活動を通じて、グループがもつ多様な機能・サービスを広く地域に提供し、社会価値の創造と企業価値の向上の両立をめざしています。

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、IT、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

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