KPMGコンサルティング、青山学院初等部で「防災リテラシー向上にむけた特別授業」を実施
児童が災害や防災に対する基本的な知識を身につけることを期待し、首都直下地震の発災時を想定した特別授業を企画しました。
児童が災害や防災に対する基本的な知識を身につけることを期待し、首都直下地震の発災時を想定した特別授業を企画しました。
KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、2023年12月1日(金)に青山学院初等部(所在地:東京都渋谷区、部長:小野 裕司)にて、小学1~6年生を対象とした「防災リテラシー向上にむけた特別授業」を実施しました。
近年、自然災害による被害は甚大さを増しており、大規模災害にも耐えうる態勢の構築は、企業・団体を問わず喫緊の課題となっています。このような状況に対し、KPMGコンサルティングは、グローバル全体を視野に入れたクライシスマネジメント態勢の構築や、事業継続マネジメント(BCM)、事業継続計画(BCP)の策定や、実際に危機が発生した場合の対応など、さまざまな支援を行っています。青山学院初等部においては、児童の防災への意識を高め、安全に少しでも役立てることを目的に、2017年度に防災プロジェクトを立ち上げました。定期的な避難訓練だけでなく、災害について児童自らが調べ、学んだことや気を付けるポイントについて全校に向けて発信するなど、防災教育に積極的に取り組んでいます。
この度、KPMGコンサルティングと青山学院初等部は、児童が災害や防災に対する基本的な知識を身につけ、災害時においても的確な判断のもとに自らの安全を確保するための行動ができること、さらには地域防災の担い手へ成長することを目指して、首都直下地震の発災時を想定した特別授業を企画しました。
授業当日は、当社コンサルタントが講師となり、100年前の関東大震災による被害状況や、首都直下地震の危険性、そして日ごろから備えるべきことや考えておくべきことを解説しました。また、通常は企業向けに提供している危機対応支援プログラムを小学生向けにアレンジし、学校内や通学路での発生など日常生活に近いシナリオとして組み立て、講義形式とクイズ形式で学んでいくプログラムで実施しました。
KPMGコンサルティングは、環境、社会、ガバナンス(ESG)に関するコミットメントを集約した「Our Impact Plan」に基づき、今後もさまざまな社会貢献プログラムを企画・実施します。コンサルティングサービスの提供とともに、社員一人ひとりのシチズンシップ活動の実践を両輪で進めることにより、日本を中心にしたサステナビリティや社会課題の解決に貢献していきます。
「防災リテラシー向上にむけた特別授業」の実施概要
開催日時 | 2023年12月1日(金)09:50~12:20 ※2~4時間目 内3コマ(各40分) |
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開催場所 | 青山学院初等部 礼拝堂(所在地:東京都渋谷区渋谷4-4-25) |
授業内容 | 講義形式とクイズ形式で学んでいくプログラムで実施 |
1 | 日本の地震について(学年共通)
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地震ミニクイズ(学年共通) 【主なテーマ】 世界的に見た日本の地震発生状況、今後30年以内に首都直下地震が発生する確率、首都直下地震が発生した際のインフラへの被害(電気、電話・スマートフォンなど) |
3 | 防災クイズ (低学年)※一部抜粋 (高・中学年)※一部抜粋 |
4 | まとめ 本日の振り返り |
5 | ポケットBCPの策定 災害発生時に取るべき行動についてまとめたマニュアルを配布し、本講義受講終了後(帰宅後)に、災害発生時の対応について保護者とルールを確認・決定し、防災マニュアルに記載 |
対象 | 青山学院初等部 児童(1~6年生)693名 (1)低学年(1~2年生)247名 (2)中学年(3~4年生)239名 (3)高学年(5~6年生)207名 |
KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。