KPMGコンサルティング、企業戦略と財務・オペレーション・ESGの 統合業績管理の高度化に向けたテンプレートを刷新

「次世代企業業績管理テンプレート」を刷新し、業績予測・着地見込み機能やESG関連指標の拡充により、事業計画と実績を高度に連携させ事業環境の変化に対応します。

「次世代企業業績管理テンプレート」を刷新し、業績予測・着地見込み機能やESG関連指標の拡充により、事業計画と実績を高度に連携させ事業環境の変化に対応します。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、事業計画やオペレーション計画、財務予測などを統合して業績管理を行うことで、より最適な意思決定を支援する「次世代企業業績管理テンプレート」を刷新しました。

このたび刷新した次世代企業業績管理テンプレートは、既存のEPM(エンタープライズパフォーマンスマネジメント)ツールとKPMGが独自に構築した予測エンジンを組み合わせ、直感的な操作を可能にするダッシュボード上で、ROIC(投下資本利益率)、財務KPIヒートマップをはじめとする、複数の事業ポートフォリオにおけるシナリオ分析などのビジネスインテリジェンスをマルチスクリーンで視覚化することで、戦略とオペレーションをリンクさせた統合業績管理を実現するものです。

KPMGコンサルティングでは、このたび、企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に加え、ESG(環境・社会・ガバナンス)課題やSDGs(持続可能な開発目標)への対応など、経営者は急速な事業環境の変化への対応が求められるなか、これまでの機能に加え、業績予測・予実管理の着地見込みのほか、投資評価管理やESG関連指標などの機能を拡充しました。

さらに、ユーザーエクスペリエンスの観点から、画面デザインの統一化を図り、ユーザビリティを向上させました。実務担当者など、現場レベルで発生した問題や課題を本テンプレートに反映させ易くすることで、経営層が現状を即把握・分析することを可能にしました。また、計画の見直しサイクルの短縮化や財務KPIと非財務KPIのバランスを取りながら事業を継続することが可能となることから、サステナブルサプライチェーンの構築などにも寄与します。

(1)機能の拡充

  • 業績予測・着地見込み機能の追加
    業績予想・予実管理をする上で必要な着地見込みまで一元的に可視化し、かつシミュレーション機能を実装することで計画見直しサイクルの短縮を実現。
  • 投資評価管理機能の追加
    投資評価を一元化、多次元分析を導入し、投資案件別のESG結果も踏まえての投資判断が可能。
  • ESG関連指標の拡充
    供給実績、供給計画に紐づくESG関連指標の可視化を拡充し、財務KPIと非財務KPIのバランスを取りながら事業継続を可能とするサステナブルサプライチェーンを具現化。
  • 需要予測モデルを活用した意思決定の精度向上
    顧客から収集した需要情報の分析、予測を複数の予測パターンを用いて実施。意思決定における判断材料をより豊富に提供。
  • オルタナティブデータの拡充
    新たにSNSによるトレンド情報を取り込むことで、決算開示などの公開情報だけでは織り込むことが出来なかった因子を計画立案に加えることが可能。

(2)ユーザーエクスペリエンスの向上

企業の既存システムのイメージに合わせた画面デザインの導入など、ビジュアル面を刷新し、経営企画部門、オペレーション部門、財務部門がより統一感を持って使用できるデザインに変更。

今後も、ESGやSDGsなど、サステナビリティの領域について、各国の規制や政策の最新動向を見極めつつ、企業の意思決定の高度化に寄与できるよう更なる機能拡充を検討して行く予定です。

次世代企業業績管理テンプレート 概念図

企業戦略と財務・オペレーション・ESGの統合業績管理高度化支援に向けたテンプレートを刷新_図表1

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

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