KPMGコンサルティング、ANAのSAFによる脱炭素推進プログラムを支援

全日本空輸(ANA)が進める、持続可能な航空燃料SAF等の活用を通じた脱炭素推進プログラム「SAF Flight Initiative:For the Next Generation」を支援しました。

全日本空輸が進める、持続可能な航空燃料SAF等の活用を通じた脱炭素推進プログラムを支援しました。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上 慎一、以下、ANA)が進める、持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)等の活用を通じた脱炭素推進プログラム「SAF Flight Initiative:For the Next Generation」を支援しました。

航空業界においては、国際民間航空機関(ICAO)が国際航空からの二酸化炭素(CO2)排出に係るグローバルな削減目標として、2050年までにCO2排出を実質ゼロにする長期目標を採択するなど、カーボンニュートラル実現に向けた動きが加速しています。

ANAでは、持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指し、「ANA Future Promise」のスローガンのもと、「環境」「社会」「ガバナンス」に配慮したESG経営を推進してきました。その一環として、持続可能な航空燃料SAF等の活用を通じて航空輸送におけるCO2排出量削減に取り組み、ANAを利用するすべてのお客さまのCO2削減に貢献することを目的として「SAF Flight Initiative:For the Next Generation」を2021年10月に立ち上げました。
本プログラムを通じ、さまざまな産業におけるリーディングカンパニーのサプライチェーン全体の脱炭素化に向けた取組みをサポートするとともに、産業横断的にSAFの活用拡大と生産促進に取り組んでいます。

このような状況を受け、KPMGコンサルティングは、「SAF Flight Initiative:For the Next Generation」の円滑な運営・推進に向けて、GHG(温室効果ガス)プロトコルに基づくScope3の削減に係るサービスモデルおよび他の貨物利用運送事業社との協業に向けたビジネスモデルのデザイン、マーケティング施策の検討などを支援しました。また、有限責任あずさ監査法人(本部:東京都新宿区、理事長:山田 裕行)およびKPMGあずさサステナビリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:足立 純一、斎藤 和彦)と連携し、本プログラム参加企業へのCO2削減証書の発行や会計処理なども支援しました。

KPMGコンサルティングは、さまざまな専門スキルや知見を持つKPMGの国内各メンバーファームと連携し、関連規制の強化にともない増大を続ける環境コストの収益化に向け、より実現性の高いビジネスモデルをデザイン・提案することで、企業の持続可能な脱炭素化に向けた変革を積極的にサポートしていきます。

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

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