インドネシアのビジネス環境―M&Aによる成長機会と留意すべきリスク―
【共催】2025年4月16日(水)14:00-16:30
【共催】2025年4月16日(水)14:00-16:30
このたび西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、KPMG FAS共催にて標記セミナーを実施することになりましたので、ご案内いたします。
豊富な労働力と堅調な内需拡大で経済発展を続けているインドネシアは、世界中から注目を集めています。
2024年10月に誕生したプラボウォ政権は、ジョコ前政権の経済政策を踏襲し、2045年の先進国入りを目標としており、その実現に向けて外資誘致姿勢を維持されると見込まれています。そのため、日本企業のみならず、中国・シンガポールをはじめとする各国企業がインドネシア進出に積極的な姿勢を有しています。
その反面、現地に進出した企業においては、従業員による不正や債権回収でのトラブルなど様々な課題に直面することも少なくありません。
本セミナーでは、「インドネシアでのM&A成功の要諦」と「事業運営において直面する課題・リスク」の2つのパートに分けて、インドネシアのM&Aプロセスの実務や成功に向けたポイントを解説した上で、投資後の円滑な事業運営に向けた留意点を事例を交えながらご紹介します。
開催概要
日時 :2025年4月16日(水)14:00-16:30
受付 :13:30~
会場 :西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 東京オフィス
(東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー)
主催 :西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、株式会社 KPMG FAS
定員 :120名
参加費 :無料
申込締切:2025年4月15日(火)定員になり次第、締め切りとさせていただきますので、あらかじめご了承くだ
さい。
対象 :企業の取締役(CEO、CSO、CFO)、経営企画、事業・営業部、海外事業
推進、新規事業開発、M&A推進、CVC、財務・経理、法務・コンプライアンス部門の皆様
プログラム
■第一部 インドネシアでのM&A成功の要諦
14:05 - 15:15
(1)インドネシアの投資環境
インドネシア共和国投資・下流産業省/BKPM日本事務所・Indonesia Investment Promotion Centre (IIPC), Tokyo
(2)インドネシアにおけるM&Aの法務と留意点
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士 町田 憲昭 氏
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士 我妻 由香莉 氏
インドネシア企業を対象としたM&Aの手法や法的な手続き、留意すべきポイントについて解説します。
(3)M&Aの最新動向と成功に向けたポイント
KPMG Corporate Finance Pte Ltd(KPMGシンガポール) ディレクター 平嶋 祐也
インドネシアにおけるM&Aのトレンドを解説し、日本企業がM&Aを進めていく上でのポイントを解説します。
■休憩 15:05 - 15:15
■第二部 事業運営において直面する課題・リスク
15:15 - 16:00
(1)インドネシアの頻出法務トラブル
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士 吉本 祐介 氏
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士 我妻 由香莉 氏
従業員による不正、取引先の倒産、訴訟など、在インドネシア日系企業が直面する法務トラブルを紹介し、リ
スク低減に向けた対応策について解説します。
(2)ガバナンス強化のポイント
KPMG FAS ディレクター 蓑和 秀夫
内部統制の形骸化、コンプライアンス意識の薄さなどといった拠点運営上の課題に対して、取り組み事例を交
えながら、本社・現地拠点で求められる対応策について解説します。
■ネットワーキングセッション 16:00 - 16:30
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※講師・主催者とご同業の方(企業内弁護士を除く)および、個人でのご参加はご遠慮ください。お申込みいただいても、ご参加をお断りする場合がございます。
※ご来場の際には、受付にてお名刺を頂戴できればと存じます。
講師略歴(敬称略)
吉本 祐介 氏(よしもと ゆうすけ)
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 インドネシアプラクティスパートナー
インドネシアを中心とする新興国の企業法務全般に従事。日系総合商社の本社および米国拠点の法務部・コンプライアンス部門ならびにインドネシアの現地大手法律事務所に出向経験。インドネシア法律事務所出向後、インドネシアにおけるM&A、ファイナンス、訴訟、刑事対応、倒産手続き等、多様な案件に関与。インドネシア・プラクティスチームの主要メンバーとして、インドネシア人弁護士とのネットワークを利用し、現地の実務を踏まえた、効率的かつ機動的な案件対応に強み。また、総合商社出向の経験を活かし、インドネシア以外のフィリピン、カンボジア等のASEAN各国やバングラデシュ、ブラジル等その他新興国のM&A、危機管理案件も多く手がける。
町田 憲昭 氏(まちだ のりあき)
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 インドネシアプラクティスパートナー
M&A・コーポレートグループに所属し、国内外のM&A、ジョイントベンチャー、ジェネラル・コーポレート、国際取引等を取扱う。特に、インドネシア駐在経験に基づき、インドネシア関連の投資、不動産開発、社内不正などのコンプライアンス、金融レギュレーション、紛争案件に対応している。加えて、ASEAN地域への投資案件やコンプライアンス対応も行う。クライアントの事業目的を達成するために実効性のあるソリューションを提供する。
我妻 由香莉 氏(わがつま ゆかり)
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士
インドネシア駐在の経験を生かし、東南アジアを中心とする国際案件に多数関与。日本企業の海外拠点に関連する法的支援実績や米国で国際人権に特化したLL.M.を取得したバックグラウンドを生かし、ビジネスと人権に関するセミナーに多数対応。インドネシア語やインドネシア文化の知識を生かした多面的な海外進出・駐在員へのサポートも行う。
平嶋 祐也(ひらしま ゆうや)
KPMG Corporate Finance Pte Ltd ディレクター
10年間にわたりシンガポールを拠点に、東南アジアにおけるM&Aアドバイザリー業務に従事。2015年にKPMGシンガポールに参画して以降、製造業、エネルギー、消費財、小売、金融、サービス分野等を中心に、日本企業によるアジア・オセアニア地域での買収案件を多数支援。また、現地採用プロフェッショナルとして、域内のSME(中小企業)オーナーによる事業売却におけるセルサイドFAを数多く手掛け、日系・非日系を問わず、買い手・売り手双方の視点から案件を遂行してきた経験と実績を活かしたアドバイスを強みとする。KPMG参画以前は、米系M&Aブティックおよび欧州系投資銀行の東京支店にて、数多くのクロスボーダー案件を担当。
蓑和 秀夫(みのわ ひでお)
KPMG FAS ディレクター
15年以上に亘って、製造業・消費財・小売・金融・不動産・建設分野を中心にクライアント企業と共に、グローバル経営管理、ガバナンス改革、M&A・PMI、既存事業変革、新規事業開発、組織風土改革などの経営テーマに対してプロジェクトを推進。2017年~2021年インドネシア・ジャカルタ、2021年~2023年シンガポールと通算7年間の海外駐在経験を有し、グローバルでの経営管理体制の見直しやガバナンス領域でのデジタルの活用などを得意とする。