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      成長投資に必要な資本を、既存事業からどのように生み出すか。

      企業価値向上に向けて、限られた資本や経営資源をどの事業に投下し、どの事業から引き上げるのかという資本アロケーションの重要性が高まっています。
      その中で注目されているのが、既存事業から資本や経営資源を引き上げ、より成長性の高い事業・領域へ再配分する考え方「キャピタル・リサイクリング」です。

      事業売却は、ともすると不振事業への後ろ向きな対応として捉えられがちです。しかし、成長投資の原資を生み出し、企業価値向上につなげるためには、事業価値がある段階で選択肢を検討し、資本を次の成長領域へ移していくことも重要な経営判断となります。

      一方で、実際には「この事業は見直すべきかもしれない」と認識していても、売る意思決定は容易には進みません。事業部門との認識差、売却価格への期待、雇用や取引先への配慮、過去の成功体験、社内合意形成の難しさなど、さまざまな要因が意思決定の壁となります。

      本セミナーでは、キャピタル・リサイクリングが求められる背景から、その実行を阻むボトルネック、売る意思決定を前に進めるための考え方、売却可能性の見極め、実行プロセスまでを、事業再編およびM&A実務の双方の視点から解説します。

      「調子が悪いから売る」のではなく、次の成長投資のために、価値があるうちに売る。そのために何を見極め、どのように社内を動かし、どのような選択肢を検討すべきかについて、実際の事例や経験を交えながら解説します。


      このような方におすすめです

      • 成長投資に向けて、既存事業の見直しや資本再配分を検討している
      • どの事業を持ち続け、どの事業を手放すべきか、判断軸を整理したい
      • 事業売却・撤退を含めた選択肢を検討したい
      • 売却可能性や買い手候補の有無を把握したい
      • 事業部門との調整や社内意思決定の進め方に課題を感じている

      開催概要

      日時:2026年7月30日(木)14:30~17:00(14:00受付開始)
      申込締切:2026年7月28日(火) 17:00
      開場:大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター3F
      (東京都千代田区大手町1-9-7)
      https://www.dbj-r.jp/conferencecenter/access.html
      対象:経営企画、財務・M&A、事業管理部門等の責任者・実務責任者の方
      受講料:無料
      定員:100名
      主催:KPMG FAS

      プログラム

      Opening:「なぜ今、「成長のために売る」という発想が必要なのか」
      講演者:KPMGアドバイザリーホールディングス 代表取締役社長/KPMG FAS 取締役会長 岡田 光

      なぜ今キャピタル・リサイクリングが経営アジェンダとなっているのか、また「成長のために売る」という発想がなぜ求められているのかについて、背景を提示します。
       

      セッション1:「キャピタル・リサイクリングが進まない理由-環境変化・社内調整・意思決定の現実-」
      講演者:KPMG FAS マネージングディレクター 五十鈴川 憲司

      事業環境の変化により、かつては成長を支えていた事業であっても、現在の経営方針や資本効率の観点から見直しが必要となるケースが増えている一方、事業ポートフォリオの見直しが必要と分かっていても、実際の売却判断は容易には進みません。
      本セッションでは、環境変化、社内調整、事業部門との認識差など、キャピタル・リサイクリングが進まない構造と意思決定上の論点を解説します。
       

      セッション2:「売る意思決定」を実行に移すための見極め:売却可能性を考えた選択肢と実行プロセス」
      講演者:KPMG FAS 執行役員パートナー 石井 秀幸

      「売るべきか」を判断するには、売却可能性、買い手候補、売却以外の選択肢を客観的に把握することが重要です。
      「売れない」と思われている事業にも選択肢が存在するケースがあります。本セッションでは、売却可能性の見極め方や買い手目線で見た事業価値について解説します。
       

      パネルディスカッション:「ケースで考える「売る意思決定」の分岐点-経営目線で乗り越える社内の壁と実行のリアル-」

      事業会社で経営企画担当役員として事業売却、非連結化などを経験したメンバーを加え、ディスカッションを行います。
      講演者:KPMG FAS 執行役員パートナー 石井 秀幸
          KPMG FAS マネージングディレクター 五十鈴川 憲司
          KPMG FAS シニアアドバイザー 増田 貴

      事業会社で経営企画担当役員として事業売却、非連結化などを経験した実務経験豊富なメンバーを交え、「売る意思決定」をどのように前に進めるかを議論します。
      再編を考え始めるタイミング、社内で発生する壁、経営としての判断軸、実行に向けた打ち手について、ケースをもとに掘り下げます。


      ネットワーキング(お飲み物と軽食をご用意いたします)



      注意事項

      • 当日はお名刺を受付用と名札用で合計2枚頂戴いたします。お持ちでない場合は、ご入場をお断りする場合がございます。
      • あずさ監査法人の監査関与先にご提供できないサービス紹介が含まれる場合がございます。
      • 講演時間や内容および講師は予告なく変更となる場合があります。
      • 同業の方のご参加はお断りする場合があります。
      • 録音、録画・撮影はご遠慮ください。
      • 定員になり次第締め切らせていただきます。

      講師紹介

      石井 秀幸(いしい ひでゆき)
      株式会社 KPMG FAS 執行役員パートナー

      慶應義塾大学法学部卒。ペンシルバニア大学ロースクール卒。2016年にKPMG FASに参画。国内外のM&A案件の組成・執行を担当。KPMG FAS入社以前は外資系投資銀行、独立系M&Aアドバイザリー会社等で幅広いコーポレートファイナンス業務に従事。これまでクロスボーダーM&A案件、国内の業界再編案件、カーブアウト案件、再生案件など多様な案件タイプ、かつ広範な業界の案件に関与。


      五十鈴川 憲司(いすずがわ けんじ)
      株式会社 KPMG FAS マネージングディレクター

      大手商業銀行、Big4系アドバイザリーファームを経て、KPMG FASに参画。海外事業の再構築支援をリード。国・地域を問わず、これまで40以上の国・地域(世界GDPの8割超を占める)での関与実績を有する。


      増田 貴(ますだ たかし)
      株式会社 KPMG FAS シニアアドバイザー

      事業会社において40年以上にわたり、事業部門および経営企画・財務・経理などのコーポレート部門で幅広い業務に従事。経営企画担当役員として、M&A、PMI、事業売却、カーブアウトなど、企業価値向上に向けた事業ポートフォリオ改革や資本再配分に関する意思決定をリード。海外勤務経験(米国・オーストリア)を有する。
      2026年4月よりKPMG FAS シニアアドバイザー。