世界情勢の変化、人口減少・少子高齢化、気候変動による災害激甚化、インバウンドの急激な増加、構造物の老朽化等により、インフラストラクチャーセクターが担当する各業界(運輸、物流、建設・不動産)はいずれもさまざまな課題を抱え、インフラ業界は大きな転換期を迎えています。
デジタル技術を活用して生産性を向上させるとともに、インフラ業界が直面するさまざまなリスクへの守りを固めるとともに、既存ビジネスのアセット・リソースを活用し新たな価値を生み出していく必要があります。
インフラストラクチャーセクターは、インフラ分野の知見とデジタル・イノベーションの経験を基に、インフラ業界を支援します。
KPMGコンサルティングのインフラストラクチャーセクターは、運輸(公共交通、道路等)、物流(各キャリア、フォワーダー、3PL、港湾、倉庫等)、建設・不動産業界を管掌しています。
1.運輸(公共交通、道路等)
コロナ禍における需要急減からインバウンドでの急回復等、公共交通を担う多くの企業は従来の比較的安定した環境からボラティリティの高い環境への適応、変化が求められています。加えて労働人口の高齢化・減少による人手不足、構造物等アセットの老朽化等、不可避の課題も抱えています。
KPMGコンサルティングは近年、DX・AI活用等による生産性向上、新規事業検討、デジタルマーケティング活用による需要の取り込み等の攻めの支援とともに、情報セキュリティ強化、ガバナンス向上等守りの強化の支援に取り組んでいます。
2.物流
脱炭素、地政学リスク等、物流は国際情勢を始めとする外的要因に大きくビジネスと景況が左右されます。また国内のみならず海外のビッグフォワーダー、キャリアとの直接の競争に晒されている業界です。
そのなかでKPMGコンサルティングは近年、SAF利用のビジネス化支援、ERP・EPM導入支援、地政学リスクに対するシナリオ分析支援等など、事業戦略からIT導入支援、リスク管理等、幅広いテーマに取り組んでいます。
3.建設・不動産
建設・不動産各社は国内のビジネス基盤の強化、ビジネスモデルの変革・拡大、将来を見据えた海外事業の拡大を図っています。
KPMGコンサルティングはそのいずれをも支援可能なプレイヤーとして、戦略策定、ガバナンス検討、業務BPR、DX・AI活用等を提供しています。
サービス・実績
国内のインフラ業界は人口減にともなう国内市場縮小・担い手不足、急激な移動需要・貨物需要の変化への対応、インフラ老朽化対応、脱炭素など、差し迫る課題への対応を必要とされています。
そのような環境のなかで、インフラストラクチャーセクターは、クライアント・業界の多角的な課題に対峙しています。
1.事業戦略策定・推進支援
全社戦略から業務改革まで幅広く支援します。特にインフラストラクチャーセクターにおいては事業開発を中心とし、実行支援まで伴走する実績を多く持ちます。
<実績>
- 欧州事業戦略立案支援
- M&Aを前提としたビジネスシナジー検討支援
- 新規事業企画・実行支援
2.BPR・デジタル化推進
業務の生産性向上、高度化を実現するための業務プロセスの見直し、ITシステム導入について構想策定から開発・工程管理までを全般的に支援します。業務活用のためのAI導入・データ活用支援、保全業務プロセス見直し・DX活用等も実施しています。
<実績>
- 全社業務・システム再構築支援/保全業務プロセス見直し・DX活用等
- 物流CRM再構築支援
- ROIC経営・予算管理システム導入支援
- 生成AI利活用支援
3.ガバナンス・セキュリティ強化
インフラ企業における重要施策である高レベルの情報セキュリティの担保に向け、状況の監査や体制・プロセス・セキュリティシステムの整備等を包括的に支援します。また、必要性が高まっている地政学リスクに対するシナリオ分析・リスク管理体制整備等、ビジネス面のガバナンス強化・リスク対応施策の実績も多く持ちます。
<実績>
- 全社サイバーセキュリティ基盤構築支援
- 地政学リスクに対するシナリオ分析支援
- 海外事業ガバナンス強化支援
4.モビリティビジネス推進
公共交通機関の各社においては、競合同士においても協調領域での共同事業化を開始しており、データの価値の可視化、共同事業の投資回収プランの作成など、業界横断的な取組みもサポートします。
また、単に利用者の利便性を向上させるだけでなく、利用者の移動経験の価値を向上させるサービスをデザインします。同時に、サービスを支えるビジネスモデルもデザインし、実現に向け支援します。
<実績>
- 交通事業者のデータ連携・他分野サービスとのデータ連携に関する調査研究
- 複数のモビリティの協調運行に関する実証調査研究
- 自動運転レベル4実証事業
インフラストラクチャーセクターの取組み
インフラストラクチャーセクターの取組みや知見を紹介します。
ミッション(私たちの存在意義)
インフラの重要課題に真摯に向き合い、ステークホルダーと共創しながら、持続可能で包摂的な社会基盤の構築に貢献します。
交通・物流・建設・不動産などのインフラ領域において、人口減少・老朽化・脱炭素・DXなどの複雑な課題に対し、クライアントとともに解決策を探り、社会全体の価値向上を目指します。
ビジョン(中長期的な目標・ありたい姿)
インフラのデジタル化・スマート化を通じて、都市・地域・産業の持続可能性とレジリエンスを高め、未来志向の社会基盤を構築します。
KPMGコンサルティングらしさ
交通・物流・建設・不動産などの専門知見と、デジタル・戦略・業務・制度の横断的な知見を融合し、複雑な社会課題に真摯に向き合います。