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      2026年7月20日から24日にオーストラリア・メルボルンにて開催される情報検索分野の主要な国際会議International ACM SIGIR Conference on Research and Development in Information Retrieval (SIGIR2026) のIndustry Trackに、アドバイザリーライトハウスが投稿した論文が採択されました。

      採択論文

      Tuukka Karvonen, Alessio Staffini, Kenichi Maeda, Menaka Arudchelvan, Tomomi Ozawa, Nami Tokunaga, Noriaki Hirokawa, “Domain-Specific Reranking: When is Adaptation Worth the Cost?”

      SIGIR は、情報検索の分野における最高峰の国際会議として知られています。その中でIndustry Track は、研究者、エンジニア、実務者、分析者などが世界中から集い、実世界での実装を念頭に置いた情報検索技術の最新の重要な進展について議論する、アカデミアと産業界をつなぐフォーラムと位置付けられています。

      会議ウェブサイト

      背景

      大規模言語モデル (LLM) の時代において、情報検索は生成システムを信頼性高く効果的に運用するための中核となります。LLMの応答内容を高品質かつ専門領域固有の文献に基づき裏付けることで、情報検索はハルシネーションの抑制や、正確かつ信頼できる出力に資する適切な文脈取得に寄与します。当社では、アドバイザリーファームにおける生成AI活用プロセスで遭遇しうる固有の課題に対し、その克服を目的とした技術に関する研究を積極的に推進しています。

      論文の概要と意義

      アドバイザリーファームにおいては、高度な専門知識を文書などの形で蓄積・統合し、用途に応じてそれらを適切に活用することで、最適化されたサービスを提供することが可能となっています。ファームが扱う多種多様な専門領域の各々において高密度に集約された複雑で網羅的な知識体系を、専門家の負担が少ない形で構築・活用していくうえで、情報検索システムの高精度化と運用コストの両立が課題として挙げられます。

      本研究では、法務・バイオ・監査の3領域を対象に、大規模な事前学習を行わずとも、業務での使用に耐えうるレベルでLLMを専門領域に適応させるのが可能であることを、日英2言語の実データと合成データを用いた実験を通じて実証しました。

      今回の研究で対象としていない領域や設定への一般化についてはさらなる検証が必要ですが、本成果は限られたリソース下でさまざまな専門領域において高精度なLLMの活用を低コストで実現するための指針を示しており、実務者に有意義な知見を提供します。

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      AIやアナリティクス技術などの先端技術を活用して課題を解決する、アドバイザリーライトハウスのアドバンスドアナリティクス&AIラボについて、チームメンバーが解説します。

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