あずさ監査法人、不正リスク対応の専門部署を設置し、取り組みを強化
監査部門から独立した不正リスク対応の専門部署を設置し、不正調査等の豊富な知識と経験を有する専門家を増員することで、監査における不正リスク対応を強化しています。
監査部門から独立した不正リスク対応の専門部署を設置し、不正調査等の豊富な知識と経験を有する専門家を増員することで、監査における不正リスク対応を強化しています。
Article Posted date
08 June 2023
有限責任 あずさ監査法人(所在地:東京都新宿区、理事長:山田 裕行)は、不正リスク対応の専門部署Fraud Risk Management Group(以下「FRG」)を設置し、以下の目的を達成するための取り組みを強化することで、クライアントへより高い付加価値を提供することを目指します。
- 不正を早期に検知する
- 不正案件発生時の対応を迅速かつ適切に行う
- 不正の予防・再発防止について指導的機能を発揮し、不正の防止に寄与する
近年、企業活動の複雑化やテクノロジーの高度化に伴い、組織の中における不正の手口が極めて巧妙になっており、不正対応の専門家の関与を必要とする案件が年々増えてきています。このような状況下、FRGは、外部から採用した不正調査、コーポレートガバナンス、リスク管理、コンプライアンス等に関する高度な知識を有する専門家と不正対応の経験が豊富な公認会計士が協働し、通常の会計監査に加え不正調査等の専門的ノウハウを取り入れて、監査チームから独立した立場で不正対応に特化した以下の活動を行います。
- 監査チームによる不正リスクの評価や不正が生じうる環境・誘因が相対的に高い企業における監査手続に対して、客観的な検証や助言を行うことで、不正の検知に貢献する
- 不正案件が発生した場合に、不正調査や再発防止策の適切性の検証と指導を専門的な観点から行う
- 不正検知に関して、当法人が推進する監査DXの取組みとも連携し、最新のデジタル技術を駆使した不正リスク評価と監査手続を考案する
今後、FRGの活動を通じて不正対応に係る法人内のナレッジ蓄積を図るとともに、FRGで不正対応の経験を積んだ人材を監査部門に配置することで、当法人の不正対応力を持続的に高めていきます。