改正リース基準公開草案に寄せられたコメントへの対応の審議の状況 - 2024年1月時点
改正リース基準の公開草案に対するコメントについて、第518回企業会計基準委員会(2024年1月23日開催)までの審議状況の主要な内容を解説します。以下内容は再審議により方向性が変更となる可能性がありますので、ご留意ください。
改正リース基準の公開草案に対するコメントについて、第518回企業会計基準委員会(2024年1月23日開催)までの審議状況の主要な内容を解説します。
Article Posted date
13 March 2024
なお、公開草案の内容につきましては、以下記事をご参照ください。
ASBJ、企業会計基準公開草案第73号「リースに関する会計基準(案)」等を公表
ハイライト
公開草案の提案内容から変更等の対応が予定されている主な論点
- 適用範囲
貸手における知的財産のライセンスの供与に対する本会計基準案の適用(第518回) - 借手のリース期間
延長又は解約オプションの行使可能性に関する「合理的に確実」の閾値の明確化(第511回) - 貸手のリース期間
リース期間の決定方法の弾力化(第515回) - 少額リースに関する簡便的な取扱い
米ドルベースでの閾値の設定(第511回) - リースの契約条件の変更を伴わないリース負債の見直し
購入オプションの行使可能性の見直しについての明記(第512回) - セール・アンド・リースバック取引
フルペイアウトの考え方についての明確化(第517回) - ファイナンス・リース(貸手のリース料)
「指数又はレートにより変動する使用料」に関する明確化(第517回)
今後再審議が開始される論点
- 個別財務諸表への適用
- 借地権の設定に係る権利金等
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執筆者
金融アドバイザリー事業部(金融AAS部)
シニアマネジャー 伊藤 良文
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