AIを活用した不正リスク対策 ~子会社の仕訳データに潜む異常検知~ <KPMG FAS×アバント共催>

【終了しました】ライブ配信:2024年6月13日(木)14:00~15:00(日本時間)

【終了しました】ライブ配信:2024年6月13日(木)14:00~15:00(日本時間)

※本セミナーは、毎回ご好評いただいている「不正リスク対策のDXセミナー」シリーズです。DX推進の具体的な仕組みについてご説明する内容となっております。

企業経営および業務の高度化・効率化を図るうえで、DX推進やAI活用が重要テーマとなっており、子会社管理や不正リスク対策の領域においてもその活用が期待されています。

KPMGの調査によると、不正リスク対策のDXに関して、「データを活用したモニタリング・不正検知」に関心がある日本企業は90%以上にものぼりますが、実際に導入している企業はわずか10%台にとどまっています。

現在取り組んでいる/今後取り組みたい分析テーマとして、「仕訳データ」を挙げる声が多く聞かれます。一方で、以下の4つの理由(「4つの壁」)が原因で、効果的・効率的に分析できていない/取り組みたいが着手が難しい、といった声も多く聞かれます。

―仕訳データ分析を阻害する4つの壁―
4つの壁 説明
1. データ収集の壁

・子会社毎に会計システムが非統一かつデータ量が膨大なため、仕訳データを簡単に収集することができない。

2. データ整形の壁 ・子会社毎に会計システムが非統一のため、受領するデータのレイアウトが異なる。
・統一するためのデータ整形に多大な工数がかかる。
3. データ処理の壁 ・大容量の仕訳データをエクセル等で扱うのは現実的ではない。
・データ処理に膨大な時間がかかる/処理できない。
4. データ分析の壁 ・単純なシナリオ分析だと、異常仕訳が抽出され過ぎてしまう。
・効果的な分析の実現には、専門的なノウハウが必要である。

本セミナーでは、これらの「4つの壁」を解決し、仕訳データ分析を効果的・効率的に実現するための手法として、データの最適収集/AI活用型の不正検知手法について、不正リスク対策のパイオニアであるKPMG FASと1200社以上の経営DXを支援してきたアバントが、デモンストレーションも交えて解説します。

開催概要

開催日時:2024年6月13日(木)14:00~15:00(日本時間)

受講方法:Zoomによるオンラインライブ配信
※ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。事前に「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。

対象:
・子会社のリスク管理・ガバナンス強化をご担当の方
・経営企画、経理、海外子会社管理、内部監査部門にご所属の方

※参加対象外(同業・競合他社様など)の方からのお申込みは勝手ながらお断りさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

受講料:無料(事前登録制)

申込締め切り:2024年6月11日(火)

申込方法:アバントのセミナー申込ページよりお申込みいただけます。

プログラム

第1部:AIを活用した不正リスク対策(14:00-14:30)
講演者:株式会社 KPMG FAS フォレンジック部門 執行役員パートナー 佐野 智康

(1)子会社の不正リスク

   ・不正の分類と発生状況(2024年版)

   ・典型的な子会社不正の事例紹介

   ・早期発見/DX推進に必要な基本知識

(2)従来型の仕訳データ分析

   ・5つの重要分析シナリオ解説

   ・決算分析 vs 仕訳分析

   ・従来型の課題と限界

(3)AI仕訳データ分析

   ・何が実現できるのか/なぜ有効なのか

   ・AI活用 vs 非活用

   ・デモンストレーション

 

第2部:不正リスクデータ分析に不可欠な「子会社データ収集」(14:30-14:50)
講演者:株式会社アバント 連結会計事業部 SIソリューション部 石本 優人 氏

(1)子会社データの収集における昨今のDXトレンド

   ・分析対象データ(決算データ/明細データ)と得られる分析結果の関係

   ・データ収集におけるDX~ERP統一以外の選択肢の検討~

(2)子会社データの収集・モニタリングのデモンストレーション
 

質疑応答(14:50-15:00)

お申込みは終了しました

お問合せ

株式会社アバント
セミナー事務局
TEL :03-6847-5864
Email:seminar@avantcorp.com

お問合せ窓口

講師略歴

佐野 智康(さの ともやす)
株式会社 KPMG FAS フォレンジック部門 執行役員パートナー
2006年慶應義塾大学大学院理工学研究科卒業。投資会社を経て2009年に株式会社 KPMG FAS入社。フォレンジック部門において約15年にわたりデータ分析を活用した不正予防・発見・調査業務に従事し、数多くの不正を発見してきた経験を有する。現在、Forensic Data Analyticsチームの責任者として、不正検知テクノロジーの研究開発・サービス提供等をリードしている。

石本 優人(いしもと ゆうと)氏
株式会社アバント 連結会計事業部 SIソリューション部
AVANTの前身であるDIVAに入社し連結会計領域一筋でシステムコンサルティングに従事。特に子会社報告業務領域における決算早期化プロジェクト、ガバナンス強化プロジェクトなどを中心に経験。現在は主に子会社報告業務のDX化と決算業務の支援を担当。

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